情報ネットワーク科 大谷です。
横山秀夫作「64(ロクヨン)」の上巻を週末に読み終えたところです。
7日間しかなかった昭和64年に起きた少女誘拐殺害事件を通して、
D県警察の刑事部、警務部、マスコミ等がぶつかり合う人間ドラマ。
普段刑事ドラマは見ないので、警察の仕事、考え方、行動、世界観は我々とは異なるのだと改めて勉強になります。
横山秀夫作品は「半落ち」以来でしょうか。
短い文章と緻密な人物の心理描写から伝わってくる心地良い緊張感・ドライブ感。
どんどんページが進んでいきます。
横山先生は、サイン会、雑誌のインタビューやTVなどにも、まめに参加されるのだとか。
ファンを大切にする気持ちと作品に対する愛情が伝わります。
映画の主人公は三上広報官(俳優:佐藤浩市)。
渋い。渋すぎます。
夜読んで寝ると、朝は少しだけ佐藤浩市の気分です。
あくまでも個人的な気分ですが。。。
下巻ではどのような展開が待っているのでしょうか。今夜も楽しみにしています。