情報処理科の朝賀です。
私は、千葉県の戦国史を調べるのが好きです。
それ以外の時代と地域の歴史は正直さっぱりなのですが、関連する情報を追っていくと自然と知識が加わっていくため、周りからは歴史好きと思われている節があります。あと城。
私は千葉県の「房総里見氏」の歴史が好きというだけで、それ以外の歴史の知識量はそれほどでもありません。あ、今年、NHK大河ドラマでは平安時代、アニメでは南北朝時代やってますね。豊穣神が米を作るのも見てました。
そういえば、10月に映画館で見れる令和の「八犬伝」もありますね。房総里見氏の史実を知ったうえで「南総里見八犬伝」を読むと、また違った感想が得られます。
そんな私は今、高校時代の恩師が立ち上げた「里見氏研究会」に所属して、Webページの管理やドメイン名の管理など、会の運営のうちネットワーク絡みのパソコンを使う作業を主に担っています。
さて、今回の話題はその会の名前にもなっている「里見氏」です。
房総里見氏は、戦国時代に現在の千葉県君津市から南の地域を治めていた大名です。
当時の当主「里見義堯(さとみ よしたか)」は、元々の当主だった本家の里見義豊(さとみ よしとよ)を、隣国の北条氏(鎌倉・南北朝時代の北条氏と区別するため後北条氏と呼ばれてます)の助けを借りて討ち、その後里見家の勢力を拡大させた人物と言われています。里見家中興の祖とも呼ばれてます。
このあたりの詳しい話を書き出すと長文にできるので控えます。
興味が湧いたら「房総里見氏 天文の内訌」をコピペで検索してみてください。事件の顛末について色々と出てきます。ちょっと情報が古いのもあるかもしれませんが。
ChatGPTとかに聞くと割とウソつかれます。
その「里見義堯」ですが、2024年10月26日(月) から 2024年12月8日(日) にかけて、君津市にある久留里城址資料館で「里見義堯」展が開かれます。
里見氏研究会代表の恩師からは宣伝していいよと許可を得ているので、チラシ画像を貼っておきます。
この企画展は、里見義堯没後450年を記念したもので、安房妙本寺(あわみょうほんじ:千葉県安房郡鋸南町所在)の戦国期に関する文書が初めて一般公開されます。
400年来門外不出とされてきた文書で、実物を目にできる機会は全くなかったものです。
私としては、11月3日(日)の正源寺(しょうげんじ)特別開帳が激アツです。通常非公開で目にすることができない里見義堯の守本尊を見ることができます。これは行きたい。でも、現地の人が優先だった気もします。
11月23日には、研究会で久留里城跡と展示会を見学する研究例会が予定されています。詳細は開催が近くなってから里見氏研究会のWebサイトに掲載されるので、興味が湧いたら見てみてください。更新するのは私の役目ですが。
と、趣味の話をツラツラ書いてきましたが、今日から願書受付ですね。
オープンキャンパスや体験入学、学校見学会でお会いした皆さんと、来年度一緒に学べることを楽しみにしています。
私の房総里見氏のように、興味を持てるきっかけがあるとどんなことでも面白く身につけることができるので、そんな授業ができるようにこれからも新しい工夫を考えていきたいと思います。