こんにちは。事務 花田です
お休みの日はどう過ごされていますか?
私は先日、好きなイラストレーターさんの展示会へ行ってきました
アニメとも油絵とも違う、デッサンのような独特なタッチのイラストです。
スタイリッシュかつおしゃれな画風で、斬新な画材の使い方をするところが好きです。
スケッチやデッサンが載った本を手に入れる為に行きましたが、原画をじっくり見る時間は、癒しのひと時でした
話は変わりますが、私は芸術とは相対的なものだと感じています。
作る人がいて、これを受け取る人がいて、初めて成り立つもの。
本にしろ絵画にしろ映画にしろ、受け取る人の教養が高ければ高いほど「感じ取れるもの」が増える。
それによって、芸術の価値が増すように感じます。
例え話です。展示会で、作者宛に感想を書けるノートがありました。
こっそり拝見したところ、「流れる時間の一瞬を切り取ったような」と形容されてる方がいらっしゃいました。
さらには、「人物の感情」「背景(流れてる空気)」「前後の物語性」まで感じられるようだと。
静止画である絵に、こんな楽しみ方があるのかと思いました。
人間関係においても、通ずる部分があるなと感じます。
どんなに味のある人や指導に巡り合っても、受け取る側の教養が乏しいと、無味乾燥なものになり得ます。
関係性や指導などの価値が成熟していくのは、教養のある社会においてこそなのだなと思っています。
さて、「教養」とは何を指すのでしょうか
1.学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。
また、その手段としての学問・芸術・宗教などの精神活動。
2.社会生活を営む上で必要な文化に関する広い知識。
単にお勉強が出来るということではないのでしょうね。
ましてや点数評価できるものではなく、それを通して培われる人間性のことを指しているのだろうと思います。
人間性ということは、教養とは対人折衝で露呈するものなのだろうと思います。
柔軟で潤沢な人柄を作る事こそが人生を豊かにする術。すなわち、ハッピーに生きる術
FJBで働く人はみんな、人間教育をないがしろにしてはならないという情熱を持った教職員です。
教養を重視する人たちと仕事をしていて、そんな事を日々、ひしひしと感じています。
今日も学べることがたくさんありますように