その後あまり進展は伝えられてこないが、米朝会談もありうるとのこと。第二次朝鮮戦争の危機は少し遠のいたように思われる。我が家もこの数ヶ月続いたレッドアラート段階から、イエローアラートに警戒レベルを下げようと思う。
ただ、この国の「北を叩き潰せ」と言う右翼も「戦争絶対反対」の左翼も、平和ボケで起こりうる惨劇に目をつぶり、何の対策も施さないのは私には「理解できない」。軍事評論家の田岡さんの記事がAeraに出ていたので、一読していただくとありがたい。
そんな折、2ヶ月前に図書館に予約して、「東京と神戸に核ミサイルが落ちた時、所沢と大阪はどうなる」をようやく読むことができた。軍事評論家の冷徹な分析から、誰が、何処を狙って、核爆弾を落とすか? その時の被害はどのようなものとなるのか、、、、を予測している。確率は低い物の予想される惨劇の起こり方を詳しく分析、解説する書として、良くかけていると思う。興味のある方は一読をお進めする。
繰り返すが、北のミサイルでは、全世界/人類破滅もしくは日本破滅には至らない。ダメージは非常に大きい物の、東京の、爆心から半径数kmの爆心方向に開いた窓際に居た方が死ぬ。問題は、その時死ななかった人が、どのようにして事後の被害(死の灰による被爆)を避け、山手線内および爆心の風下から逃げ出すかだ。爆心と反対側に居て、ビルが倒壊しなければ、助かる。但し、正しい知識と対策をして、その後の二次被爆を避けられればだが。
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