連れ合いのお付き合いで、根岸の子規庵の散歩に出かける。駅から数分、かっての前田藩下屋敷⇒ラブホ街を抜け、到着。平屋の長屋の半分が子規庵。
当時の不治の病、結核に侵されなければ、その素晴らしい才能を開花させたのだろうに。
続いて、子規庵の向かいにある、中村不折旧宅⇒書道博物館へ。漱石の猫のさし絵を描いたことで有名だが、書や漢字に関する収集をしたことでも知られている。甲骨文字から始まって、多くの碑文、石碑、、、、が大量に収集されている。不折が絵を売った金で買い集めた資料であるが、大英帝国博物館のエジプト、ギリシャ部門の中国ミニ版という感じで、中国人が見たら、文化財略奪だと騒ぎそうな気がする。(最も、中国では地上にあった目に付く文化遺産の多くは、悲しいことに文化大革命でほとんど破壊されてしまったのだが、、、)写真撮影不可なので、建物だけ。
昼食後、近所を歩き回って、陸奥宗光が若い頃住んでいた家にぶち当たった。
個人所有のままになっているので、手入れが行き届かないらしく、荒れ始めている。
惜しいことだ。