三連休の最終日に、仲間と黒大豆とブラジル豆(フェジョン・プレット)の収穫と脱粒をしました。集まったのは5人。だれも専業農家ではなく、それぞれ各専門分野で活躍してきた仲間です。ですが、農作業や里山保全なども何年も続けてきたので、かなり熟練してきました。

(左)農家でもないと一反といわれても感覚がつかめないかもしれませんが、10a(1,000㎡)のことです。けっこう広いです。まずオオバサミで根本を切ります。(中)それでは捗らないので、草刈り機の出番です。(右)K氏が農協で借りてきた脱粒マシンに刈り取った黒大豆を入れます。かなり煩いです。振動もホコリも凄い。周囲に民家がないから大丈夫ですが、これを都市部の住宅地の真ん中の畑でやったら苦情だらけでしょうね。

天気が良く湿度もまあ低かったので作業は順調に進みました。時折北陸新幹線やしなの鉄道が通過していきます。連休なので、小さい子を連れたサイクリングの家族や、散歩の人も見かけます。ヤマトシジミやヒョウモンチョウも舞っています。長閑です。

(左)まとめておいた黒大豆の処理を終えると、次の場所へ移動します。(中)茎や枯葉などは、あとでまとめて焼却します。(右)休憩タイム。A氏が作ったシナノスイートと秋映を持ってきて剥いてくれました。私が持ってきた幸水の梨も。秋の信州は、これに葡萄や柿、イチジクなど果物の宝庫です。リンゴなどは大箱でもらうので、ぼけないうちに食べるのが大変です。東京の人はぼけるほど大量のリンゴを買わないので、ぼけるという言葉は知らないと思います。イチジクは、マイヤーズラムに漬け込もうと思っています。

(左)K氏とN氏が脱粒している間、私とS氏はブラジル豆の収穫をしました。山になったブラジル豆。その向こうの緑は、落花生です。収穫はもう少し先。(中)昼はキノコ汁とおにぎり。キノコは私が持参したハナイグチ(じこぼう)とムキタケ、ウラベニホテイシメジとサクラシメジにK氏が持ってきた長ネギ、ナス、S氏が作った豆腐、昨年皆で仕込んだ味噌。買ったものは白出汁ぐらいです。K氏が自作の米で作ってきたおにぎりで昼飯。馬鹿旨です。そして安全。(右)農作業の後の昼飯は最高です。食べている周りにツマグロヒョウモンのメスが舞ってきました。

午後の作業開始。ラストスパートをかけます。遠くに拙書でも紹介の根子岳と四阿山が見えます。右手前は、これも紹介の松代の東にそびえる奇妙山。乗鞍にサイクリングで登った長男によると、山頂近くはもう紅葉は終わったとか。中腹が盛りの様です。里山は、桜とヌルデが色付き始めたばかりです。錦秋を迎えるのは、10月下旬から11月上旬でしょう。

(左)黒大豆の作業は2時頃に終了。その後、ブラジル豆の脱粒をして農作業は2時半頃終了しました。(中)黒大豆は、約240キロ、ブラジル豆は20キロほど収穫できました。これをK氏の倉庫に運び込んで広げて乾燥させます。それで作業は終了。黒大豆で昨年の様に味噌を仕込みます。昨年より収量が多いので、豆腐や油揚げ、湯葉なども作ろうと計画中です。(右)N氏が皆に作ってきてくれた豆腐の型です。これで豆腐が、5〜6丁分ぐらい作れますかね。楽しみです。
長野市の最高気温は27度。室温は30度。明日は28.9度の予想。熱中症に要注意!
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。

(左)農家でもないと一反といわれても感覚がつかめないかもしれませんが、10a(1,000㎡)のことです。けっこう広いです。まずオオバサミで根本を切ります。(中)それでは捗らないので、草刈り機の出番です。(右)K氏が農協で借りてきた脱粒マシンに刈り取った黒大豆を入れます。かなり煩いです。振動もホコリも凄い。周囲に民家がないから大丈夫ですが、これを都市部の住宅地の真ん中の畑でやったら苦情だらけでしょうね。

天気が良く湿度もまあ低かったので作業は順調に進みました。時折北陸新幹線やしなの鉄道が通過していきます。連休なので、小さい子を連れたサイクリングの家族や、散歩の人も見かけます。ヤマトシジミやヒョウモンチョウも舞っています。長閑です。

(左)まとめておいた黒大豆の処理を終えると、次の場所へ移動します。(中)茎や枯葉などは、あとでまとめて焼却します。(右)休憩タイム。A氏が作ったシナノスイートと秋映を持ってきて剥いてくれました。私が持ってきた幸水の梨も。秋の信州は、これに葡萄や柿、イチジクなど果物の宝庫です。リンゴなどは大箱でもらうので、ぼけないうちに食べるのが大変です。東京の人はぼけるほど大量のリンゴを買わないので、ぼけるという言葉は知らないと思います。イチジクは、マイヤーズラムに漬け込もうと思っています。

(左)K氏とN氏が脱粒している間、私とS氏はブラジル豆の収穫をしました。山になったブラジル豆。その向こうの緑は、落花生です。収穫はもう少し先。(中)昼はキノコ汁とおにぎり。キノコは私が持参したハナイグチ(じこぼう)とムキタケ、ウラベニホテイシメジとサクラシメジにK氏が持ってきた長ネギ、ナス、S氏が作った豆腐、昨年皆で仕込んだ味噌。買ったものは白出汁ぐらいです。K氏が自作の米で作ってきたおにぎりで昼飯。馬鹿旨です。そして安全。(右)農作業の後の昼飯は最高です。食べている周りにツマグロヒョウモンのメスが舞ってきました。

午後の作業開始。ラストスパートをかけます。遠くに拙書でも紹介の根子岳と四阿山が見えます。右手前は、これも紹介の松代の東にそびえる奇妙山。乗鞍にサイクリングで登った長男によると、山頂近くはもう紅葉は終わったとか。中腹が盛りの様です。里山は、桜とヌルデが色付き始めたばかりです。錦秋を迎えるのは、10月下旬から11月上旬でしょう。

(左)黒大豆の作業は2時頃に終了。その後、ブラジル豆の脱粒をして農作業は2時半頃終了しました。(中)黒大豆は、約240キロ、ブラジル豆は20キロほど収穫できました。これをK氏の倉庫に運び込んで広げて乾燥させます。それで作業は終了。黒大豆で昨年の様に味噌を仕込みます。昨年より収量が多いので、豆腐や油揚げ、湯葉なども作ろうと計画中です。(右)N氏が皆に作ってきてくれた豆腐の型です。これで豆腐が、5〜6丁分ぐらい作れますかね。楽しみです。
長野市の最高気温は27度。室温は30度。明日は28.9度の予想。熱中症に要注意!
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。





