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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

妻女山陣馬平の貝母はつぼみです。セリバオウレンとダンコウバイが咲きました(妻女山里山通信)

2021-03-22 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山奥の陣馬平の貝母(編笠百合)の生育状況を見に行きました。3月22日現在、蕾が膨らみ始めていました。

 けっこう膨らんでいますね。初めは満開は、4月15日頃と予想していましたが、もう少し早いかもしれませんね。千曲市森のあんずも、開花が26日頃。満開は、4月2日と早めの予想が出ています。

 昨日の雨で生き生きとしています。4月の茶花で薬草ですが、かなり強い毒草です。

 全体はこんな感じです。この左にも群生地があります。昨年、妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーで植え付けた球根も発芽しています。日本で山中の群生地はここだけです。貝母の開花状況は、当ブログでアップして行きます。

 陣馬平の片隅にひっそりと咲くセリバオウレン。清楚で可憐な花ですが、あまりに小さいので見つけられないかも知れません。

 これも薬草です。これは雄花です。

(左)陣場平へは、妻女山駐車場から右の林道を登り、長坂峠の三叉路を左へ300mほど登ると、この看板があります。(右)林道から看板の向こうに続く小道を50mほど進むと、貝母の群生地に出ます。

 妻女山山系では、あちこちでダンコウバイが咲いています。妻女山の春を告げる花です。

 帰りに妻女山展望台から望む戸隠連峰。千曲川の堤防には、オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが咲いています。

 右に戸隠富士と呼ばれる高妻山。左奥に乙妻山。手前に戸隠山。

 東を見ると、左に根子岳。右に四阿山(あずまやさん)。両山とも拙書に載せています。

最近作った春の味覚二品です。左は牡蠣と菜花とブロッコリーのアンチョビーパスタ。右は市販のオイル漬けステーキに山蕗と菜花のオリーブオイル炒め。山蕗の苦味と菜花の甘味が絶妙のマッチング。味付けは岩塩のみ。仕上げにピリッとする本物のエクストラヴァージンオリーブオイルをかけています。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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