妻女山里山デザイン・プロジェクトの面々で、旧埴科郡の主峰・鏡台山へ登りました。まずは、西洋アブラナが満開の千曲川の土手を歩いて集合場所へ。柳は芽吹いて青々とした姿を水面に映していましたが、ハリエンジュはまだ。長野マラソンの日に積雪があって以来、山菜の成長も止まってしまいました。
今回は、千曲市倉科の三滝から谷を詰めて林道芝平樽滝線に出て、百瀬を通って山頂へ向かうコースです。私は何度も登っていますが、他のメンバーは初めて。林道までが1時間、そこから山頂までが1時間半と、里山にしては長いコースです。しかし、谷と尾根の両方を歩けるので、違った植生や昆虫に出合えるのが魅力です。 特に危険な箇所はありませんが、倒木が異常に多いのでルート・ファインディングがポイントです。また、大雨の後は避けた方がいいでしょう。
谷ではニホンカモシカにも遭遇しました。植物は猛毒のハシリドコロばかりがあちこちで目につきました。他には、アオイスミレ、アカフタチツボスミレ、イワボタン、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)、ヤマブキ、トウダイグサ、ヒトリシズカなど。
山頂では、坂城からの35名ほどの団体さんがいました。朝方の稜線の雲もほとんど取れて、北アルプスのスカイラインが見事に見えます。南は常念岳から槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳を中心とした仁科三山から白馬三山。右に目を向けると戸隠連峰がくっきりと見えます。素晴しい眺めでした。残念ながら富士山は見えませんでしたが。私もはっきり見たのは一度だけです。
★写真の山座同定入り大パノラマは、ツイッターにアップしてあります。
さて、お待ちかねの昼食は山菜天ぷらとラーメン。山菜は途中でコゴミは採れましたが、後は芽吹きが遅く採れませんでした。そんなこともあろうかと、私が妻女山で集めた山菜を持参。タラの芽、ハリギリ、コゴミ、ヤマウド、シイタケ。プラスK氏が誰も頼まないのに持って来た鉄砲虫(カミキリムシの幼虫)。しかも生きています。
団体さんは、歌を歌った後で帰って行きましたが、皆我々の野趣豊かなランチに眼が釘付けでした。しかし、鉄砲虫を見ると表情が一変。結構年配の方達なのに、信州でさえ昆虫食が廃れてしまたのでしょうか。イナゴ、蚕の蛹(どきょ)、蜂の子、ザザムシ(南信のみ)は、定番四品。信州では普通にスーパーや土産物店で売られていますが、今や高級品で非常に高価です。
鉄砲虫は、リンゴの樹に入ったものが一番美味しく、とろの味とも海老の味とも言われます。軽く炙って塩味、または醤油をたらしていただくと旨い。今回のはクヌギに入っていたものなので、ナッツの様な味がしました。昆虫食を広めれば、世界の飢餓は回避できます。焼くと少しも気持ち悪くはありません。先入観ですね。
2時間近くの長いランチタイムを経て下山。帰路は途中から登山道を外れ、古道に入ります。これが最短距離なのです。30分短縮できます。その代わり急下降なのです。当然メンバーからは苦情が続出しました。膝に来ますからね。そして、最後に三滝上に下りるところでは、言っておいたのに先導のK氏が痛いカヤの森に入ってしまい、痛い痛いと言いながら下りました。里山にしては結構ハードなコースでしたが、天候にも恵まれいい山行となりました。
★鏡台山のトレッキングは、フォトドキュメントの手法で綴るトレッキング・フォトレポート【MORI MORI KIDS(低山トレッキング・フォトレポート)】をご覧ください。北アルプスの絶景大パノラマは必見です。
★GWに山登りに行かれる方は、「測ってガイガー!」や「奥多摩、中央アルプス、北アルプスの放射線量」などを参考にしてください。山によっては、かなり汚染されているところもあります。「測ってガイガー!」を見ると、山の計測箇所が少ない。ガイガーカウンタ持っているハイカーは、ぜひ計測を。これから花粉の季節。風で再浮遊での内部被曝は、10倍といいます。充分注意を!
■「ピーター・キャット」以外のユニークなバイト。それはスラップスティックの世界『国分寺・国立70Sグラフィティ』更新しました。
■関東でも子どもを育てるには危険な場所がたくさんある-ずくなしの冷や水 :放射線管理区域設定基準3項では、部外者以外立ち入り禁止となる放射線管理区域設定基準は40,000Bq/m2
■ツイッターMORIMORIKIDSは左のサイドバーでご覧頂けます。主に原発情報、地震情報を呟いています。非常に重要な情報を選んでツイートしています。ときには自然、歴史も。写真もアップします。
今回は、千曲市倉科の三滝から谷を詰めて林道芝平樽滝線に出て、百瀬を通って山頂へ向かうコースです。私は何度も登っていますが、他のメンバーは初めて。林道までが1時間、そこから山頂までが1時間半と、里山にしては長いコースです。しかし、谷と尾根の両方を歩けるので、違った植生や昆虫に出合えるのが魅力です。 特に危険な箇所はありませんが、倒木が異常に多いのでルート・ファインディングがポイントです。また、大雨の後は避けた方がいいでしょう。
谷ではニホンカモシカにも遭遇しました。植物は猛毒のハシリドコロばかりがあちこちで目につきました。他には、アオイスミレ、アカフタチツボスミレ、イワボタン、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)、ヤマブキ、トウダイグサ、ヒトリシズカなど。
山頂では、坂城からの35名ほどの団体さんがいました。朝方の稜線の雲もほとんど取れて、北アルプスのスカイラインが見事に見えます。南は常念岳から槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳を中心とした仁科三山から白馬三山。右に目を向けると戸隠連峰がくっきりと見えます。素晴しい眺めでした。残念ながら富士山は見えませんでしたが。私もはっきり見たのは一度だけです。
★写真の山座同定入り大パノラマは、ツイッターにアップしてあります。
さて、お待ちかねの昼食は山菜天ぷらとラーメン。山菜は途中でコゴミは採れましたが、後は芽吹きが遅く採れませんでした。そんなこともあろうかと、私が妻女山で集めた山菜を持参。タラの芽、ハリギリ、コゴミ、ヤマウド、シイタケ。プラスK氏が誰も頼まないのに持って来た鉄砲虫(カミキリムシの幼虫)。しかも生きています。
団体さんは、歌を歌った後で帰って行きましたが、皆我々の野趣豊かなランチに眼が釘付けでした。しかし、鉄砲虫を見ると表情が一変。結構年配の方達なのに、信州でさえ昆虫食が廃れてしまたのでしょうか。イナゴ、蚕の蛹(どきょ)、蜂の子、ザザムシ(南信のみ)は、定番四品。信州では普通にスーパーや土産物店で売られていますが、今や高級品で非常に高価です。
鉄砲虫は、リンゴの樹に入ったものが一番美味しく、とろの味とも海老の味とも言われます。軽く炙って塩味、または醤油をたらしていただくと旨い。今回のはクヌギに入っていたものなので、ナッツの様な味がしました。昆虫食を広めれば、世界の飢餓は回避できます。焼くと少しも気持ち悪くはありません。先入観ですね。
2時間近くの長いランチタイムを経て下山。帰路は途中から登山道を外れ、古道に入ります。これが最短距離なのです。30分短縮できます。その代わり急下降なのです。当然メンバーからは苦情が続出しました。膝に来ますからね。そして、最後に三滝上に下りるところでは、言っておいたのに先導のK氏が痛いカヤの森に入ってしまい、痛い痛いと言いながら下りました。里山にしては結構ハードなコースでしたが、天候にも恵まれいい山行となりました。
★鏡台山のトレッキングは、フォトドキュメントの手法で綴るトレッキング・フォトレポート【MORI MORI KIDS(低山トレッキング・フォトレポート)】をご覧ください。北アルプスの絶景大パノラマは必見です。
★GWに山登りに行かれる方は、「測ってガイガー!」や「奥多摩、中央アルプス、北アルプスの放射線量」などを参考にしてください。山によっては、かなり汚染されているところもあります。「測ってガイガー!」を見ると、山の計測箇所が少ない。ガイガーカウンタ持っているハイカーは、ぜひ計測を。これから花粉の季節。風で再浮遊での内部被曝は、10倍といいます。充分注意を!
■「ピーター・キャット」以外のユニークなバイト。それはスラップスティックの世界『国分寺・国立70Sグラフィティ』更新しました。
■関東でも子どもを育てるには危険な場所がたくさんある-ずくなしの冷や水 :放射線管理区域設定基準3項では、部外者以外立ち入り禁止となる放射線管理区域設定基準は40,000Bq/m2
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