今年の梅雨はまとまった激しい雨が降るタイプの様です。気温も低めで季節が戻った感じですが、晴れるといきなり暑くなって、またその温度差に悩まされます。ドラスティックな梅雨なので、災害が心配ですね。
前の記事で登った篠山(しのやま)を、陣場平下の堂平大塚古墳から見たカットです。中腹にウィーゴカントリー倶楽部の芝が見えます。こちらから見ると山が壁の様に見えますが、山頂から麓までは2キロぐらいの水平距離があります。しかし、山頂すぐ下にあんな公園があるとは知りませんでした。行き方など詳細は前の記事を。
(左)陣場平付近では、シモツケが咲き始めました。草本のシモツケソウもありますが、この山系では木本のこればかりです。(右)陣場平で、オオブタクサを抜きます。ひげ根なので、これぐらいなら簡単に抜けますが、2m、3mになってしまうと抜けません。50本は抜いたでしょうか。なかなか絶滅は困難ですが、4,5年前を考えると毎年仲間を集めて抜いているので、かなり減りました。
いずれも花の大きさが5、6ミリぐらいで、見ようとしないと見えてこない花たち。(左)サワギク(沢菊)だと思うのですが、栄養が足りないのか小さいです。(中)帰化植物のアメリカフウロ(亜米利加風露)。(右)花びらや葉の付き方、色や大きさからミドリハコベ(緑繁縷)かなと。
(左)小さな流れに行者ニンニクとワサビの葉。行者ニンニクは以前醤油漬けにしたものが。山椒醤油も焼き魚に最適。ずっと前に葉山葵の酒粕漬けも作りました。(右)ユキノシタの群生。空を舞う天女の様な可愛い花が咲くのは今月末ぐらいかな。葉は、やけどや湿疹の薬草で、天ぷらにもなります。
林道から見た陣場平。標識に従って細い踏み跡を歩き、落葉松林を抜けると貝母(編笠百合)の群生地のあるギャップに出ます。川中島の戦いで、上杉謙信が陣を構えたと伝わる平地です。
(左)フジバカマの仲間だろうというのは分かりますが。キク科ヒヨドリバナ属はこの山系でも色々あって混乱します。これは葉が互生。一段ずつ対生のものも長坂峠に。この上の林道には、マルバフジバカマの群生地があります。分類は専門家でも難しいようで、ヒヨドリバナは変異に富み、2倍体、倍数体などがあり、交雑もしやすい様です。(右)帰化植物の除去で、誤ってアリの巣を壊してしまいました。クロアリでしょうか。蛹を守ろうと必死です。巣はすぐに修理されるでしょう。
スイカズラ(吸葛)が、イボタノキやサンショウの木にあちこちで絡みついて咲き出しました。冬を耐え忍ぶことから忍冬(にんどう)とも。白い花が黄色に変わることから金銀花ともいいます。花をたくさん摘んで作る忍冬酒には、利尿作用があり、膀胱炎、腎臓病、各種の皮膚病、強壮に効くそうです。
(左)イボタノキ(水蝋樹・疣取木)の花も今が盛り。ウラゴマダラシジミが大発生するといいのですが。(右)ニワトコ(接骨木)スカズラ科の赤い実。 鎮痛、消炎、止血、利尿薬の民間薬として有名です。
在京時代によく通った湯島などにあるデリーのカシミールカレーが無性に食べたくなってネットで買いました。鶏もも肉をヨーグルトとカレー粉に浸けてソテーし、ゆで卵を。玄米ご飯で。超激辛ですが、複雑で深みのある旨さがやみつきになります。私は袋ごと温めますが、鍋で煮立てるのは厳禁です。野菜が欲しければサラダを添えてもいいのですが、素揚げしたポテト、ニンジン、カボチャ、旬のアスパラガスやズッキーニも合います。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
前の記事で登った篠山(しのやま)を、陣場平下の堂平大塚古墳から見たカットです。中腹にウィーゴカントリー倶楽部の芝が見えます。こちらから見ると山が壁の様に見えますが、山頂から麓までは2キロぐらいの水平距離があります。しかし、山頂すぐ下にあんな公園があるとは知りませんでした。行き方など詳細は前の記事を。
(左)陣場平付近では、シモツケが咲き始めました。草本のシモツケソウもありますが、この山系では木本のこればかりです。(右)陣場平で、オオブタクサを抜きます。ひげ根なので、これぐらいなら簡単に抜けますが、2m、3mになってしまうと抜けません。50本は抜いたでしょうか。なかなか絶滅は困難ですが、4,5年前を考えると毎年仲間を集めて抜いているので、かなり減りました。
いずれも花の大きさが5、6ミリぐらいで、見ようとしないと見えてこない花たち。(左)サワギク(沢菊)だと思うのですが、栄養が足りないのか小さいです。(中)帰化植物のアメリカフウロ(亜米利加風露)。(右)花びらや葉の付き方、色や大きさからミドリハコベ(緑繁縷)かなと。
(左)小さな流れに行者ニンニクとワサビの葉。行者ニンニクは以前醤油漬けにしたものが。山椒醤油も焼き魚に最適。ずっと前に葉山葵の酒粕漬けも作りました。(右)ユキノシタの群生。空を舞う天女の様な可愛い花が咲くのは今月末ぐらいかな。葉は、やけどや湿疹の薬草で、天ぷらにもなります。
林道から見た陣場平。標識に従って細い踏み跡を歩き、落葉松林を抜けると貝母(編笠百合)の群生地のあるギャップに出ます。川中島の戦いで、上杉謙信が陣を構えたと伝わる平地です。
(左)フジバカマの仲間だろうというのは分かりますが。キク科ヒヨドリバナ属はこの山系でも色々あって混乱します。これは葉が互生。一段ずつ対生のものも長坂峠に。この上の林道には、マルバフジバカマの群生地があります。分類は専門家でも難しいようで、ヒヨドリバナは変異に富み、2倍体、倍数体などがあり、交雑もしやすい様です。(右)帰化植物の除去で、誤ってアリの巣を壊してしまいました。クロアリでしょうか。蛹を守ろうと必死です。巣はすぐに修理されるでしょう。
スイカズラ(吸葛)が、イボタノキやサンショウの木にあちこちで絡みついて咲き出しました。冬を耐え忍ぶことから忍冬(にんどう)とも。白い花が黄色に変わることから金銀花ともいいます。花をたくさん摘んで作る忍冬酒には、利尿作用があり、膀胱炎、腎臓病、各種の皮膚病、強壮に効くそうです。
(左)イボタノキ(水蝋樹・疣取木)の花も今が盛り。ウラゴマダラシジミが大発生するといいのですが。(右)ニワトコ(接骨木)スカズラ科の赤い実。 鎮痛、消炎、止血、利尿薬の民間薬として有名です。
在京時代によく通った湯島などにあるデリーのカシミールカレーが無性に食べたくなってネットで買いました。鶏もも肉をヨーグルトとカレー粉に浸けてソテーし、ゆで卵を。玄米ご飯で。超激辛ですが、複雑で深みのある旨さがやみつきになります。私は袋ごと温めますが、鍋で煮立てるのは厳禁です。野菜が欲しければサラダを添えてもいいのですが、素揚げしたポテト、ニンジン、カボチャ、旬のアスパラガスやズッキーニも合います。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。