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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

34度の暑さの中のぶどう畑で過酷な農作業。なんちゃってナンとレトルトカレーでゆるい昼餉(妻女山里山通信)

2019-05-26 | アウトドア・ネイチャーフォト
 ワイン用のぶどう畑で中柱を打ち込みます。最高気温は34度の予想。なのに朝は涼しくて暖房が欲しいほど。一日の気温差が20度。体がついていきません。

 まず、打ち込む場所のマーキング。私が10センチほど掘りました。その後、抱きスコで30センチぐらいの穴を掘ります。私がマーキングした60センチの深さまで打ち込みます。脱水症状になっては危険なので、私が5リットルのマテ茶をジャグに入れて持っていき、氷を入れて冷やしました。それでも足りないほど。マテ茶は、アルゼンチンやブラジル南部のガウチョ(牧童)が飲むお茶で、ミネラルやビタミンが豊富で、飲むサラダといわれています。頻繁にティータイムを。

(左)K氏が作ってきた怪しいナン。(中)ナンだかなあ。固いし膨らまないし。聞くと重曹もベーキングパウダーも、バターも入れてないとか。固い薄焼きです。(右)で、私が持ってきたタイのレッドカレーとグリーンカレー。これをつけていただきます。美味いのですが何か違う。

 なんで上の写真が青いのかの理由がこちら。一見ブルーシートは綺麗に見えますが、農作業で使ったものなので、土がついていたりかなり汚いです。やれやれ。

(左)このクソ暑い中、ストーブに火を入れてナンもどきを焼きます。(右)味はいいのですが。なんといっても幻の小麦伊賀筑オレゴンですからね。でも、これはナンじゃない。ということで、私がピタパンを作りました。四角に伸ばして、エグみのある本物のエキストラバージンオリーブオイルを塗ります。それを丸めて縦にして潰して丸く伸ばします。それにチーズを乗せて焼きます。結局これが一番美味くて好評でした。最初からこれにすればよかった。
家常餅(ジアチャンビン)・ピタパン・おやき :私のオリジナルレシピです。使う油や具材によって、中華風、トルコ風、インド風など応用できます。簡単なのでぜひ、色々なものを挟んで。
ピタパン・チリコンカルネ:チリコンカルネは、中南米の日常食です。キャンプでも。
キョフテメンチ:トルコ料理風のアレンジです。アウトドアでも。

 斜めの杭にワイヤーを付けます。電気工事で使う特殊なワイヤーです。1トンの重さに耐えるそうです。

(左)私の温度計は35度です。真夏ならともかく5月ですからね。気を失いそうな暑さです。(右)ぶどうの苗。雨が降らないので、芽が出ていないものもあります。3時過ぎにやっと作業は終了。私は温泉に入って帰宅。つべたいビールが甘露でした。こんな年は、真夏は冷夏傾向。気象庁の長期予報もそうです。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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