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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

クリスマス寒波の北信濃。白銀の世界へ。千曲川河川事務所と長野国道事務所のライブカメラ映像。冬を喰らう(妻女山里山通信)

2022-12-24 | アウトドア・ネイチャーフォト
 クリスマス寒波が襲来。それまでの猛烈な西風から北風に変わるということで、今まで降雪のなかった北信濃の平野部にもかなりの雪が降りました。気温が高かったためかパウダースノーではなく湿雪。10センチほどですが、重くて雪かきが大変です。湿雪は春先が多いのですが12月は稀です。落枝や倒木を招くので心配です。

 望遠レンズで見る斎場山(旧妻女山)。川中島の戦いで上杉謙信が最初に本陣としたと伝わる場所で、古代科野国の古墳です(円墳)。展望台までは車で登る人がいるでしょうけれど、斎場山へ登る人はさすがにいないでしょう。けれども晴れるとスノーハイクをする人やファットバイクなので登る人がけっこういます。私は動物の足跡を探してアニマル・トラッキングをします。休日には猪狩りのハンター達も入ります。

 千曲川河川事務所のライブカメラ映像。朝とお昼過ぎの比較です。道路状況や交通状況は、千曲川河川事務所と長野国道事務所のライブカメラで確認する様にしています。初雪の時はまだ慣れていないので、スリップ事故や追突事故が多発します。スピードは控えめに車間距離はいつもより長く。急発進や急ブレーキをしない。
 スコップ、手袋、スノーブーツ、雪かき(スクレーパー)、氷解スプレー、脱出用チェーン、バッテリーケーブルは必須です。寝袋や毛布、飲み物、食料も。シガーライタージャックからスマホなどに充電できるケーブルも必須です。暖房カイロに携帯用トイレや乾電池式のランタン、ガスコンロと鍋もあると便利。ほとんど車中泊の装備です。そして、これが重要なんですが、車の屋根に雪を積んだまま走るのは非常に危険です。長野県条例に違反で検挙されることも。ブレーキでフロントグラスに落ちると視界が無くなります。後ろに落ちると事故を誘発することも。絶対にしてはいけません。











千曲川河川事務所のライブカメラ映像
長野国道事務所のライブカメラ映像


 ツルヤの商品券をいただいたので久しぶりに行きました。なんと殻付きの生ホッキ貝(200円弱)がありました。もちろん生きています。どれくらいぶりか思い出せないほど。さばいて昆布締めにしました。酢ダコはツルヤオリジナルの無着色でリンゴ酢に漬けたもの。やさしい味です。柿酢で作った自家製の寿司酢で酢飯を作り丼に。これは熱燗が進みます。殻付き生ホッキ貝のさばき方は説明が難しいのでYouTubeで見てください。締め付ける力が凄く包丁では刃こぼれする危険性があるので洋食ナイフで貝柱を切ります。あとは内蔵とか黒いところを取ればOK。

 これはAコープ松代で買った青森産のワタリガニ。なんと6脚で300円しません。ワタリガニと野沢菜炒めの酸辣湯麺を作りました。参考にしたのは、戸倉上山田温泉の本格中華料理の店、大上海(町中華ではない。オーナーはホテルオークラの桃花林で修行したとかなんとか)のワタリガニの酸っぱ辛いラーメン。スープは創味のシャンタンに貝柱出汁(本当は金華ハムと干し貝柱)。酸味は柿酢と生ポン酢。辛味は青柚子胡椒、豆板醤、飯田辛味噌。味見をしながら少しずつ加えていきました。なによりワタリガニから極上のスープが出ます。かなり理想に近い味になりました。余ったスープは翌日に卵おじやに。この冬は寒ブリ、蟹、海老、鮭、タコは高めです。安いのはタラ、白子、牡蠣、ワタリガニでしょうか。Aコープ松代は最近リニューアルしてグレードがかなり上がりました。地産コーナーは県内随一の大きさで充実しています。なんとあの久世福商店も。肉類は国産信州産が充実。魚介類も多品種で鮮度もいいです。原信とか綿半ともいい勝負ですね。山国信州では活魚や鮮魚は手に入らないというのはもう過去の話です。夜捕った魚が同じ日の朝には信州のスーパーに並びます。さばき方とか料理法はネットで調べれば分かります。できれば鹿や猪などのジビエも揃えて欲しい。

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