旧年中は当ブログをご愛読、応援いただき本当にありがとうございました。300万あるgooブログでもアクセスランキングがたいていいつも1000から2000番台をキープしています。過去の記事への検索での訪問も非常に多いのが特徴です。グーグルボットなどが来ると、時に3位とかも。本年もよろしくお願い申し上げます。皆々様にとってよい年でありますように。
元旦は須坂市動物園へ。以前は、ボクシングをするアカカンガルーのハッチ(『天才!志村どうぶつ園』などに登場)が有名でしたが、現在はカピバラの入浴やフンボルトペンギンの餌やりで人気です。まず寅年ということでベンガルトラに会いに行きました。オスメスの二頭がいます。レンズを向けたらポーズをとってくれました。これはメスの未桜(みお)ですね。
二頭で檻の中をゆっくりと咆えるでもなくグフグフと歩き回っていました。お腹が空いているのでしょうか。トラは獲物を狩る時以外はそれほど走り回る動物ではないのでしょうけど、肥満にならない様に食事制限もされているのでしょうね。
臥桜と未桜の新年の飾り。訪れた小学生のコメントが貼られているのですが、面白いです。
ちょうどフンボルトペンギンの給餌の時間になりました。飼育員のお姉さんがバケツを持って来るとグーグー鳴きながらワラワラと集まってきます。
ペンギンにも序列があるのでしょう。気後れしたり下手だったりするペンギンもお姉さんはよく分かっていてあげていました。餌は私達が唐揚げにして食べる小アジ。午後にもう一度餌やりタイムがある様です。
フラミンゴ。アクリル板が古くて曇っているので隙間から撮影したら、ちょっと幻想的なカットが撮れました。
人気のカピバラ温泉「華の湯」。まもなく入浴タイムの様です。カピバラは、ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属の哺乳類で、世界最大の齧歯類です。和名は、オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)。南米のアマゾン水系やラプラタ水系のパンタナールやオリノコ川水系などに生息します。私は1983〜1984年の南米アマゾンとアンデス200日放浪の時に、何度かカピバラと遭遇しています。あまり大きな声では言えませんが、カピバラさんを食べたこともあります。
●『アマゾン一人旅』30数年前のアマゾン一人旅のフォトエッセイ。アマゾンやアンデスの大自然と、人々との交流、危険なことも多々ありましたが、その後の生き方を決める様な重要な放浪の旅になりました。今思うと、よく生きて帰って来れたなと思います。
●須坂市動物園のカピバラ温泉
◆[CAPINO] SAVE THE RAINFOREST 【カピーノ:ジャングルを守れ!】
カピバラの少年を主人公に、昔作ったウェブ絵本です。
こちらは入浴しなかった二頭。干し草をムシャムシャ食べています。なんていうかカピバラは何を考えているのか全く分からないこのぼ~っとした表情がいいのです。昔、テレビでカピバラをやっていて、5、6頭の子供達を連れたお母さんが餌を食べに来て、帰る時に子供達を置いてひとりで帰ってしまって、途中でアッ!と気がついてそそくさと戻るシーンがあり爆笑しました。その間子供達はというと、固まってお母さんぼくらはどうなるの?という顔をしていました。
入浴した一頭には、お正月なので紅白の餅に見立てたミカンとカブが振る舞われたのですが、飼育係の男性は、普段あげてないから食べないかもと言っていました。ミカンには見向きもしません。カブは食べようとするのですが、ツルツルして噛めない様です。これって元旦からイジメじゃないですか(笑)。やっぱリンゴとか干し草がいいわと言いそうです。
バーバリーシープ。ウシ科バーバリシープ属に分類される偶蹄類。アフリカ北部の高地にいる野生のヒツジで、長いたてがみ状の毛と、長さ75cmにもなる巻いた角が特徴で、別名はタテガミヒツジ。旱魃、スポーツ・ハンティングによる乱獲などにより生息数は激減し、絶滅危惧種です。動物園は、こういう絶滅危惧種を保護育成する重要な役目も担っているのです。私が、妻女山里山デザイン・プロジェクトで松代の妻女山山系の里山で希少植物や絶滅危惧種の生物のために保護活動をしているのと共通するものがあります。
D51型蒸気機関車の401号。通称「デコイチ」。話題のアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』に出てくる機関車にそっくりと話題に。近くには話題の「龍の割石』とそっくりの岩も人気。デコイチは須坂を走る長野電鉄には無関係ですが、長野電鉄屋代線(河東線)が最初に走った頃は、蒸気機関車だったのです。ただ、養蚕の桑畑が汚れるとのことで、早い時期に電化されました。
臥竜公園の竜ヶ池。臥竜公園は、日本さくら名所100選、日本の名松100選、長野の自然100選に選定されています。黒いおでんと団子が名物です。
(左)動物園入場の際にクジを引いたらなんと大当たり。カレンダーやら年間パスポートが当たりました。小さな孫がいたら最高なんですけどね。(右)須坂市旧上高井郡役所(現須坂市文書館)の建物。美しい。
元旦の遅い朝食は、昔から太く長く生きるようにと長野県でも旧埴科郡と更級郡にしかない辛味大根を味噌でといていただく「おしぼりうどん」が習わし。辛味大根とシナ大根のブレンドに味噌をといていただきます。泡は糖分で辛いだけでなく甘みと旨味があります。醤油が生まれる前の食べ方ですから、うどん通は絶対に食べなければならない逸品です。松代、篠ノ井、戸倉上山田温泉、坂城には名店があります。
遅めの昼は、九州のアゴの白出汁で作ったお雑煮。餅に鶏肉、蒲鉾、ほうれん草、白髪葱。夜はモツ鍋。今回は九州でまとめました。鍋を食べた後は煮込みうどんで締め。つまみには、松本の名店のスモークサーモン、ナスの揚げ浸し、鶏の唐揚げ、だし巻き卵など。ゆるゆると夜はふけていきました。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
元旦は須坂市動物園へ。以前は、ボクシングをするアカカンガルーのハッチ(『天才!志村どうぶつ園』などに登場)が有名でしたが、現在はカピバラの入浴やフンボルトペンギンの餌やりで人気です。まず寅年ということでベンガルトラに会いに行きました。オスメスの二頭がいます。レンズを向けたらポーズをとってくれました。これはメスの未桜(みお)ですね。
二頭で檻の中をゆっくりと咆えるでもなくグフグフと歩き回っていました。お腹が空いているのでしょうか。トラは獲物を狩る時以外はそれほど走り回る動物ではないのでしょうけど、肥満にならない様に食事制限もされているのでしょうね。
臥桜と未桜の新年の飾り。訪れた小学生のコメントが貼られているのですが、面白いです。
ちょうどフンボルトペンギンの給餌の時間になりました。飼育員のお姉さんがバケツを持って来るとグーグー鳴きながらワラワラと集まってきます。
ペンギンにも序列があるのでしょう。気後れしたり下手だったりするペンギンもお姉さんはよく分かっていてあげていました。餌は私達が唐揚げにして食べる小アジ。午後にもう一度餌やりタイムがある様です。
フラミンゴ。アクリル板が古くて曇っているので隙間から撮影したら、ちょっと幻想的なカットが撮れました。
人気のカピバラ温泉「華の湯」。まもなく入浴タイムの様です。カピバラは、ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属の哺乳類で、世界最大の齧歯類です。和名は、オニテンジクネズミ(鬼天竺鼠)。南米のアマゾン水系やラプラタ水系のパンタナールやオリノコ川水系などに生息します。私は1983〜1984年の南米アマゾンとアンデス200日放浪の時に、何度かカピバラと遭遇しています。あまり大きな声では言えませんが、カピバラさんを食べたこともあります。
●『アマゾン一人旅』30数年前のアマゾン一人旅のフォトエッセイ。アマゾンやアンデスの大自然と、人々との交流、危険なことも多々ありましたが、その後の生き方を決める様な重要な放浪の旅になりました。今思うと、よく生きて帰って来れたなと思います。
●須坂市動物園のカピバラ温泉
◆[CAPINO] SAVE THE RAINFOREST 【カピーノ:ジャングルを守れ!】
カピバラの少年を主人公に、昔作ったウェブ絵本です。
こちらは入浴しなかった二頭。干し草をムシャムシャ食べています。なんていうかカピバラは何を考えているのか全く分からないこのぼ~っとした表情がいいのです。昔、テレビでカピバラをやっていて、5、6頭の子供達を連れたお母さんが餌を食べに来て、帰る時に子供達を置いてひとりで帰ってしまって、途中でアッ!と気がついてそそくさと戻るシーンがあり爆笑しました。その間子供達はというと、固まってお母さんぼくらはどうなるの?という顔をしていました。
入浴した一頭には、お正月なので紅白の餅に見立てたミカンとカブが振る舞われたのですが、飼育係の男性は、普段あげてないから食べないかもと言っていました。ミカンには見向きもしません。カブは食べようとするのですが、ツルツルして噛めない様です。これって元旦からイジメじゃないですか(笑)。やっぱリンゴとか干し草がいいわと言いそうです。
バーバリーシープ。ウシ科バーバリシープ属に分類される偶蹄類。アフリカ北部の高地にいる野生のヒツジで、長いたてがみ状の毛と、長さ75cmにもなる巻いた角が特徴で、別名はタテガミヒツジ。旱魃、スポーツ・ハンティングによる乱獲などにより生息数は激減し、絶滅危惧種です。動物園は、こういう絶滅危惧種を保護育成する重要な役目も担っているのです。私が、妻女山里山デザイン・プロジェクトで松代の妻女山山系の里山で希少植物や絶滅危惧種の生物のために保護活動をしているのと共通するものがあります。
D51型蒸気機関車の401号。通称「デコイチ」。話題のアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』に出てくる機関車にそっくりと話題に。近くには話題の「龍の割石』とそっくりの岩も人気。デコイチは須坂を走る長野電鉄には無関係ですが、長野電鉄屋代線(河東線)が最初に走った頃は、蒸気機関車だったのです。ただ、養蚕の桑畑が汚れるとのことで、早い時期に電化されました。
臥竜公園の竜ヶ池。臥竜公園は、日本さくら名所100選、日本の名松100選、長野の自然100選に選定されています。黒いおでんと団子が名物です。
(左)動物園入場の際にクジを引いたらなんと大当たり。カレンダーやら年間パスポートが当たりました。小さな孫がいたら最高なんですけどね。(右)須坂市旧上高井郡役所(現須坂市文書館)の建物。美しい。
元旦の遅い朝食は、昔から太く長く生きるようにと長野県でも旧埴科郡と更級郡にしかない辛味大根を味噌でといていただく「おしぼりうどん」が習わし。辛味大根とシナ大根のブレンドに味噌をといていただきます。泡は糖分で辛いだけでなく甘みと旨味があります。醤油が生まれる前の食べ方ですから、うどん通は絶対に食べなければならない逸品です。松代、篠ノ井、戸倉上山田温泉、坂城には名店があります。
遅めの昼は、九州のアゴの白出汁で作ったお雑煮。餅に鶏肉、蒲鉾、ほうれん草、白髪葱。夜はモツ鍋。今回は九州でまとめました。鍋を食べた後は煮込みうどんで締め。つまみには、松本の名店のスモークサーモン、ナスの揚げ浸し、鶏の唐揚げ、だし巻き卵など。ゆるゆると夜はふけていきました。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。