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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

幻想的な野尻湖から日本海のマリンドリーム能生へ。夏は岩牡蠣に限ります(妻女山里山通信)

2019-08-03 | アウトドア・ネイチャーフォト
 二日目は、夏休みなので混雑を避けて早朝にマリンドリーム能生へ出発。海なし県の信州人(中信、東信、北信)は、上越の海へ海水浴や海釣りに行くのです。海岸の駐車場は、長野と松本ナンバーばかりです。逆に野沢温泉などは長岡ナンバーばかり。

 出発してまず野尻湖に立ち寄りました。時間は6時少し前。雲の一部が切れて朝日が水面に落ちています。風があるので水面が波立っています。気温は19度。幻想的な風景にしばし見とれていました。

 夜明け後なので釣りをする人や、ジョギングをする人がいます。晴れていれば、向こうに斑尾山も見えます。小一時間、湖畔を散歩して出発しました。国道18号を北上し、直江津で8号を西へ向かいます。谷浜、名立を経て能生へ。

 8時前にはマリンドリーム能生に着きました。ロビーで朝ドラの「なつぞら」を見たり海岸を散歩したり。雲ひとつ無い青空と青い海が広がります。小さな漁船が一隻。素潜り漁をしていました。サザエやアワビでしょうか。

 風力発電のプロペラ。現在は使われていません。風がないと回りません。日本では、波力発電や地熱発電の方がいいのでかも。ダムの要らない極小規模な水力発電も有望かと思われます。実は苗名滝で、サングラスをなくしてしまいました。なんとか能生までドライブしてきましたが、眩しくてたまりません。糸魚川市へ買いに行きました。ちょうどセールをしていて、気に入ったものが手に入りました。目の日焼けは非常に危険なのです。色白なので日焼けも厳禁です。火膨れするので日焼け止めも欠かせません。

 お昼少し前に鮮魚センターの魚正へ。大きな岩牡蠣を注文しました。美味しいなんていうレベルじゃありません。ほっぺたが落ちそうというのは、こういうことを言うのでしょう。3店ありますが、それぞれ個性があるので全部周ることをおすすめします。自家製の塩辛も美味。ホタルイカの沖漬けと酒粕漬け、イカの丸干を買いました。

 イカのポッポ焼きとエビを焼いたもの。イカやエビは生のものをその場で焼いて持ってきてくれました。かに横丁も賑わっていましたが、前日出会った地元の人は、蟹の旬は冬で6月までだね。地元の人は夏の冷凍の蟹は食べないよと言っていました。まあそうでしょうね。今の季節なら他にはタチウオやキジハタ、アジ、イワシ、ハモ、車海老、アワビ、サザエなどでしょう。

 そして、散歩したりウィンドウ・ショッピングをしたりしましたが、岩牡蠣の味が忘れられず再び訪れました(笑)。お店のおばさんも驚いていましたが、美味いです。この岩牡蠣には、レモンもポン酢も不要です。牡蠣だけの味を堪能すべきです。信州ではまず食べられません。実は車中泊も考えていましたが、車の温度計がなんと37度。無理です。信濃町に戻ることにしました。

 帰りに3時頃に道の駅あらいの「きときと寿し」へ。富山の氷見に本店があります。まずは旬の光り物から。(左)好物のカニ味噌です。(右)錦織圭選手が帰国後食べたいと言ったことで一躍大注目されとんでもない高級魚になってしまいました。そののどぐろの握り寿司です。とろける旨さです。

(左)魚卵三種。手前から数の子、とびっ子、イクラ。(右)もう夕飯はいらないねと、信濃町で焼きとうもろこしを買いました。香ばしくて極甘です。夜は奈良から来たK夫妻とお酒を飲みながら歓談しました。奥さんは以前スバル360のバンに乗っていたとか。高原の夜はゆるゆると更けていきました。この夜は20台以上の車がいました。ほろ酔い気分で眠りにつきました。明日は、斑尾に行こうと決めました。さあ、どんな出会いがあるでしょうか。翌日は、非常に濃い一日となりました。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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