芝居の稽古で物凄くハードな
日々なのに、自分でも驚くほど
元気です。
息子が亡くなった時に、私に
教えてくれたことが思い出され
ます。
生きるとは今この瞬間しか
ないんだ!ということ…
そのことを実感しています。
そう思うと幸せだな~って
思うことがめっちゃ増え
ました。
不安は未来を生きているって
ことだから…
やはり、息子が亡くなった時に
本当の幸せってなんだろう?
と、深く考えたことがあります
何かあったら吹き飛ぶ幸せは
本物じゃない。
揺るぎのない幸せが真の
幸せだって思ったのです。
今、その答えがそんなに遠く
ない時に見つけられる予感が
しています。
今を感謝で生きる
心から自分を愛する
これが出来たら、きっと
素晴らしい人生になる!
そんな気がしています。
生きるって、難しいことじゃ
なくて、とてもシンプルな
ことだと思うのです。
天国は、はるか彼方に
あるものではなく
今ここに始まっているように
思えてなりません。
私にとっては、苦しみが
あっても”今、ここ”が
天国です。
佐藤 初女
28日に木更津に行って
来ました。
友人がアイヌの宇梶静江さんに
来ていただき、お話をして
もらうと、Facebookに載せてい
たのです。
私は、行きたいと思ったのです
が、友人も私が稽古で忙しいの
を知っているので、無理しないで
と言ってくれたのですが、これは
行かなければとの思いに
かられ6時半に家を出ました。
行ってみると、料金は
ドネーションとのことでしたが
友人は、そのことは一言も
口にせず、受付に木彫りの
フクロウがついた箱があるだけ…
自腹切るつもりだからと
笑っていました。
すると、沢山のお花やお赤飯や
あんまんが持ち寄られ、
皆さんで分けてと集まりました
場所もお山を好きに使って
いいよと提供してくれ、なんと
お金が要らない世界が展開
されて行きました。
誰もが幸せそうな笑みをたたえ
すごくいい雰囲気になって、
宇梶さんが祈りをささげ
フラダンスが祈りをかたちに
してくれているようでした。
私が取り組んでいる芝居は
お金のいらない、もう一つの
地球です。
その世界に舞い降りたような
気持ちになりました。
宇梶さんの存在は大地の母の
ようでした。
全てに宿っている神に感謝を
すると、私達は地球という
星に生かしてもらっている一つの
存在なのだと思えました。
人が支配できるという錯覚を
人間はいつから持って
しまったんだろう…
宇梶さんの子守歌は、私達の
魂を目覚めさせてくれる
歌のように聴こえました。
すべてが終わって、友人が
フクロウの箱を開けると、
十分なお金が入っていました。
私は、お金の要らない世界を
現実に見せられた気が
しました。
これからの新しい地球の姿を
感じました。
宇梶さんは90歳になり、
今こそアイヌ学だと言って
伝えています。
人が本来の人間に戻るときが
来ているかもしれません。