世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ポーラースター・システム・18

2017-02-05 04:12:55 | ポーラースター・システム

ジョットはそれまでの洗練されていなかったビザンティン美術を徹底的に打ち壊し、現在見られるような現実味あふれる素晴らしい絵画をもたらした。200年以上にわたって忘れ去られていた絵画技術を現代に蘇らせた画家である。

ジョルジョ・ヴァザーリ



  ☆


われわれは、ジョットを評価していない。なぜならこの人格は、悪い王の典型であるからだ。彼は他人の霊魂を支配し、その霊魂に自己活動をすべてやらせている。ジョットの画業は、ほとんどがその霊魂のやったことなのである。

他人に自己活動をやらせ、それで名声を得ても、こいつは屁とも思わないのだ。まるで当然のように、他人の行動を詐取している。なぜそんなことができるのか。

それはこの人間が、遠い時代にわがままな王であったことがあるからだ。そのとき、人民をエゴイスティックに支配し、人民が自分のために奉仕するのを当然と思い、あらゆることをやらせ、苦しめて、それを恥じることもなく、未だにその罪を支払っていないからである。

そのときの人民であった人間の霊魂が、未だにこいつに支配されて、隷属し、すべてをやらされているのである。これは人間としては下の下だ。

王制が滅びたのは、こういう王がたくさんいたからなのである。

ヴァザーリはほめたたえているが、ジョットの絵は画一的で硬い。他人に支配されている魂が描いているからだ。生き生きとした人間の心が見えない。他人にほめられることを目的として描かれている。

多分この絵を描いていた霊魂にとっては、ジョットの魂にほめられることが、うれしいことだったのだろう。

それが支配と隷属ということだ。まさに、馬鹿である。






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ポーラースター・システム・17

2017-01-29 04:34:15 | ポーラースター・システム


エジプト考古最高評議会は10日、首都カイロ近郊のギザで、クフ王の大ピラミッドなどの建設に従事した労働者の墓を発見したと発表した。ピラミッドは奴隷が建設したされる通説を覆す重要な資料だという。
考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は、声明で「墓が王のピラミッドのそばに作られたということは、この人たちが奴隷ではなかったことを示している」と説明。
墓の壁に「クフ王の友人」という文字が記されていることからも、労働者が奴隷でなかったと考えられるという。

ロイター



  ☆


クフは、天使として記録が残っている最古の名前である。太古の太古の時代は、このように天使が王になることは多かった。その頃はそれほど馬鹿が痛いことをしなかったので、まだ余裕があったのだ。

クフ王は世界最大のピラミッドを建てたことで有名だが、そのピラミッドはどのようにして作られたか。

クフが暴君として人民を支配し、人民の奴隷労働によって建てられたという説があるがそれはもちろん正しくはない。

クフはちゃんと使役した人民に給料を払い、様々な恩典も与えていた。クフは人民を愛し、人民によいものを食わせてやりたいと、金を稼ぎ、それをもっぱら人民のために使ったのだ。自分の暮らしのために使うものは、久しく質素だった。

穏やかな人格だということがぴったりだという王だった。人民は王の人格を愛し、王のために働いた。あれほどの美しく巨大な建造物は、ほぼ人力のみで作られた。SF的な建造法など何もない。すべて、王を愛した人民が、自らの体を使って、石を運び、石を積み、あれを建てたのだ。

奴隷労働では、あれほどの石を、あそこまで大量に運べない。たとえやろうとしても、その苦しさのあまり、途中で絶対反乱が起こる。すべては、クフ王の徳を慕った人民が、自ら労働に従って、建てたのである。

あれは、王と人民の愛の結晶なのだ。だから今でもそこにある。

ピラミッドはクフの墓ではない。あれは墓とは別の目的をもって作られたものだが、その目的はまだ語ることはできない。ただ、クフの墓は別にある。いまだにそれは発見されていない。

だが、それが発見されたとき、人々は驚くだろう。王の亡骸のそばに、それはたくさんの副葬品が見つかるからだ。

それらはすべてが高価なものではない。人民が、貧しい我が家から自ら持ってきた、粗末な品がたくさん供えられているのだ。

王の死を悲しんだ人々が、愛する王のために、自ら持ってきたのである。






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ポーラースター・システム・16

2017-01-22 04:14:12 | ポーラースター・システム

 われらの政体は他国の制度を追従するものではない。ひとの理想を追うのではなく、ひとをしてわが範を習わしめるものである。その名は、少数者の独占を排し多数者の公平を守ることを旨として、民主政治と呼ばれる。わが国においては、個人間に紛争が生ずれば、法律の定めによってすべての人に平等な発言が認められる。だが一個人が才能の秀でていることが世にわかれば、無差別なる平等の理を排し世人の認めるその人の能力に応じて、公けの高い地位を授けられる。またたとえ貧窮に身を起そうとも、ポリスに益をなす力をもつ人ならば、貧しさゆえに道をとざされることはない。われらはあくまでも自由に公けにつくす道をもち、また日々互いに猜疑の眼を恐れることなく自由な生活を享受している。

ペリクレス



  ☆


民主主義すなわちデモクラシーの語源は、古代ギリシャ語のデモクラティアだが、古代の民主制と近代の民主制は違う。

古代の民主制は一応全市民の政治参加を旨としたが、近代ほどの限定化はされておらず、また当時の民度も高かったことによって、力高い人間が為政者に登れる可能性が高かった。
人間はまだ、独裁の究極の悲劇を知らなかったので、いい人間と見れば信頼を寄せて、自分たちの王と仰ぐべく、投票したのである。

ペリクレスはそのような形で選出されたアテナイの王であった。

糞みたいな人間が実権を握り、人をむさぼるような政治をする可能性は低かった。そこまで人間の馬鹿が発展していなかったからだ。

だが嫉妬を起因にして起こったフランス革命によってもたらされた近代民主制は、ひどく汚れていた。無知が人間をむしばみ、きつい馬鹿ができる人間ばかりがよいものとみなされ、人民はそんな人間に票を入れるようになったのだ。

いやらしい人間ばかりがいる世界では、いやらしいことが平気でできる人間の方が有用だと考えられたのだ。

確かにそれである程度の政治はできるだろう。だが法則はきつい。いやなことをすれば必ず痛いものが返ってくる。金がかかる民主制には贈収賄がはびこり、政治が金で汚れ、法則の反動によって政権は安定せず、きついことになるたびにくるくると変わる。人民は政治を信頼せず、いやなことばかりするようになり、その害を防ぐためにやたらと法律ができる。

平等主義は馬鹿に権力を与え、卑怯なことが平気でできる馬鹿ばかりが発展してゆき、よき人材はまっこうから嫉妬されてつぶされるようになる。

結局は、愛がないからこうなるのだ。

民主制とは言うが、これは実に、馬鹿による独裁ともいえるのである。なぜなら、政治家になるのは馬鹿ばかりになり、馬鹿の特権ばかり太らせるようになるからだ。







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ポーラースター・システム・15

2017-01-15 04:13:46 | ポーラースター・システム

雑草という草はありません。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。

昭和天皇



  ☆


人間にもよき王はたくさんいた。彼はそのよい例である。人民を愛し、その幸福のために、自分ができることはすべてやった。美しい人だ。

日本国の昭和時代の平和と繁栄は、彼がいたからこそ、なっていたのだ。大難はあったが、乗り越えることができた。国がその人を仰いでいたその間、国はまことに平和であった。それが彼が、真の王であった証拠だ。

彼が死に、次の天皇が即位した途端に、国に災害や大きな事件が相次いだ。気づいたものもいたろう。今上天皇の徳では、国の平和を保つことはできないのだ。

急場を何とかしたのは、それに気づいた天使だった。自分がやらなければ、国が大変なことになると感じた田舎の一女性が、国王の任務をひそやかに代行していたのである。そのおかげで、変則的にではあるが、この国の平和は保たれたのだ。

国が給与を払ってくれるわけではない。生活を保障してくれるわけでもない。ただかのじょは、やらずにいられなかったから、やったのだ。それが、真の王というものなのである。

国民の痛みを、自分のこととして感じてしまう。自分がそれをやれるのに、やらないわけにはいかない。

人に馬鹿にされるのを覚悟で、かのじょは大まじめにやったのだ。誰が知らなくとも、神はその真心を知っている。だからわたしは、ことさらにそのことを言うのである。

昭和天皇の使命は、皇室をたたむことにあった。なぜなら、今の天皇家は、真の王家ではないからだ。

偽物の血流を、国に仰がせてはならない。天皇というものが、彼の世で人間になったのは、そのせいなのである。





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ポーラースター・システム・14

2017-01-08 04:28:46 | ポーラースター・システム

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

日本国憲法前文



  ☆


立派なことを言ってはみたが、民主主義の世の中になり、自由に何をやってもいいんだということになってみると、人間は性欲の満足ばかりに走るようになった。

馬鹿が権利を得て、自分よりよい人間に嫉妬して、大勢の力でつぶしはじめ、馬鹿ばかりが権力を持つようになった。

馬鹿は、自分の性欲を満足させることを優先することを正当化するために、あらゆることをやるようになった。自分よりもてる男を馬鹿にするために、悪いことやずるいことをする馬鹿が賢くてかっこいいのだということに、大勢の力で無理強いして、世界の常識として設定した。

よいことをする、正しい男は馬鹿なのだ。みんなで殺してしまえばいい。人間はみんな馬鹿なのだ。だから好きなことをしていい。

それで馬鹿はすべてを自分の思い通りにするつもりだったのだ。

そして最大の山場である人類の進化試験の時に、男は女を追いかけるばかりで、大事なことは何もしなかった。

すべては、最後に残った女性の天使ひとりがやった。

よき男はすべて、民主主義によって殺されたからだ。

そして人類が馬鹿になり、すべてがおじゃんになったというのに、馬鹿は法則の反動におびえるばかりで何もしようとしない。何の責任もとらない。何もできないからだ。

それが民主主義の結末なのである。







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ポーラースター・システム・13

2017-01-01 04:37:12 | ポーラースター・システム


ありのままの自分でいるということは、若い緑の芽が光の中にのびようとしていくことに似ている。あなたがたは、日々を無為にすごすことはできません。生きなくては、焦るほどに、熱いほどに、生きなくてはと願い、伸びていきたくなるのです。自然な命であるということは、昨日の自分と日々決別しつつ、新しい自分を生んでいくことだ。美しい命の真実を学びましょう。自分の本質の願いである、命の叫びを、自らの存在の奥から聞きましょう。あなたがたは、今自分が思っているよりもずっと、美しく、すばらしいものです。学びましょう。世界中のあらゆるものが、あなたがたに語りかけてくる。真実を、愛を教えてあげたいと。あなたがたがそこにいる。それだけであらゆる愛は、愛をかきたてられ、あなたがたのために、何かをせずにはいられなくなる。愛の真実の姿を、ごらんなさい。


青城澄



  ☆


人間を心から愛してくれる愛は存在する。

誰に強制されたわけでもない。ただ自然に自分の中に生まれてくる愛に従い、自分にできることをなんでもやってくれる愛というものは、存在するのだ。

それが真実の愛だ。

神が給料をくれるから、愛するのではない。愛は自ら存在するものだ。

その真実の姿をつかみ、自らの鏡として、国の中心に置けば、すべてはよくなってくる。あまりにもすばらしい愛が存在する。それだけで、国民の皆が生きることが、格段に楽になってくるのだ。

人間それぞれが、いやなことをしなくなる。それだけで、国が明るくなる。

馬鹿に自分を馬鹿にされる恐れがなくなるからだ。

真実の呼び声を聞き、愛の真実に心を開き、馬鹿な知恵ですべてをつかもうとする心を捨てなさい。

もう嫌になるほど、馬鹿を見つくしてきたはずだ。

よいものをよいと認めるだけで、人間は楽になる。

王制を改良し、北辰制を形作っていこう。まずは簡単なところからでよい。

小さな集団でそれを試すことから始めるのだ。

美しい愛を見つけたら、それを中心にして、何らかの集団を運営してみよう。

そういうことを積み重ね、この世界に形を作っていくのだ。

そこからすべてが始まっていくだろう。







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ポーラースター・システム・12

2016-12-25 04:13:52 | ポーラースター・システム


わたしが世を裨益するのに飽きるまえに運動のとめられんことを。世につくすことのできなくなるよりさきに動けなくなることを。
倦怠よりも死を。


レオナルド・ダ・ヴィンチ



  ☆


レオナルドは学究の人だ。間違いをすることを誰より恐れる。真実をとことんまで見極めようとする。

彼の中にはまぎれもない北極星がある。自分は真実の人なのだと、それを真っ向から信じる、よき魂が自分の中に確固としてあることを、知っている。

そういうものを、北辰に選ばねばならない。

北辰は迷ってはならない。自分と神を信じ、人民の幸せのために、身を粉にして働かねばならない。生涯、精進していかねばならない。

誰もが自分を見て、生き方の見本とできるような生き方をせねばならない。

王になれば、何もかもを家来がやってくれて、自分は何もしなくていいなどと考えているようなやつは、たとえ皇室の血を引いていても、破棄しなさい。

本当の愛を選ぶためには、君たち自身が、本当の愛を見抜かねばならない。本当の愛の姿を、とことんまで学ばねばならない。

そこを土台にして、革命を進めていこう。北辰革命だ。

それは民主革命のように、大きな血を流してはならない。

人を殺してはならない。

人類の総意に基づいて、人類自身が、自ら自分を変えていくというものでなければならない。

体制をどうすればいいのかということは、君たちで細やかに考えていくがいい。









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ポーラースター・システム・11

2016-12-18 04:18:06 | ポーラースター・システム


「おお、ありがたい神さま、こんないいことをわたしたちにしてくださって、この世界にあるかぎりのすばらしいものを、惜しまずみせてくださいますあなたに、まごころのせっぷんをささげさせてください。」


ハンス・クリスチャン・アンデルセン「旅なかま」



  ☆


この世界はすばらしい。神の愛に満ちている。ありとあらゆるものがある。

人間が生きることに迷ったときに、助けてくれるものが、そこら中にありふれて存在している。その世界に生きることを許されているということは、神が人間をあまりにも深く愛しているということを、証明している。

北辰は、その神の真の代理人でなければならない。神が愛している人間を搾取して、自分だけをよいものにしようとすることなど、言語道断だ。

古代の王は着飾らなかった。人より少しいいものを身に着けていただけだ。宝石も絹も房も、これ見よがしの勲章などもなかった。

それなりの王冠と笏があっただけだ。それも質素なものだった。

不必要なものを欲しがって、人間を苦しめてはならない。そのことが十分にわかっているものでなければ、北辰になってはならない。

北辰を選ぶときは、その人格をじっくり見つめていかねばならない。動かない北極星のように、愛に決して迷わない態度を、見抜かねばならない。

国民の幸せが自分の幸せなのだと、明るいまなざしで、まっすぐに言う魂を、探さねばならない。







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ポーラースター・システム・10

2016-12-11 04:34:45 | ポーラースター・システム


このたびは幣もとりあへず手向山もみぢの錦神のまにまに


菅原道真


  ☆


北辰制は、王制と形を似せながらも、全く違うものにしていこう。

血脈は関係ない。問題なのは、魂だ。

その魂が、真の王であるかどうかなのだ。

北辰はただ心が美しいだけではいけない。それだけのことをして、神に功しを積んでいるものでなくてはならない。

人類を幸福にしたいという神の願いを真に理解し、その愛を国に正しく反映できる力がなくてはならない。

その魂を見分けて、国の中心に据えられるという体制を、考えねばならない。

選挙制度はある程度残してもいいだろう。下級の政治家はそれで何とかなる。人民が正しい心で選挙をすれば、ずるい馬鹿が当選することもあまりなくなるだろう。

だが北辰という、政治の中心をどうやって選ぶか。難しい問題だ。

段階的に、もう少し人類の勉強が進まなければ、未来は見えてこないだろう。

だが、果てしなく遠い星でも、北極星はここから見えるのだ。

あそこを目印にしていけば、必ずたどりつくことができる。

それを信じて、まずは、手元にあることからやっていこう。








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ポーラースター・システム・9

2016-12-04 04:14:10 | ポーラースター・システム


急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。


ルカによる福音書



  ☆


馬鹿が、自分よりいいというだけで、真の王を馬鹿にし、自分をいいものにしてきたから、世界はこのようになった。

イエスはユダヤの王にふさわしい魂だったが、王族の家には生まれず、貧しい大工の息子として生まれた。

そこから、愛の心を発し、子供を導くように、優しい心と言葉で、国民を教えて、国を救おうとしていたのだ。

馬鹿が迷っている間は、王は物乞いの家にでもどこにでも生まれて来て、できることは何でもして、民を助けようとする。それが真の王の愛というものだ。

どんなに馬鹿が真似をしても、これだけは真似ができない。

王の愛というものは、あるのだ。それがあればこそ、国のすべてがうまくいく。

独裁をして人間を思い通りにしようとするのは、馬鹿だ。王がそんなことをするはずはないのだ。

だがその王を、最も卑怯な方法で殺し、それだけでは飽き足らず、遺体にむごい侮辱を加えてさらしたので、ユダヤは滅んだ。

二度とこの世によみがえることはない。

イスラエルという国はあるがね、あれは血脈的に、古代のユダヤとは何の関係もないのだ。








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