世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

残暑

2008-08-08 15:13:04 | 有為のしらべ

暑い日が続きますね。いかがおすごしですか。立秋は昨日だったらしいです。ですから、残暑見舞いですね。

体調がすこぶる悪いです。ですから、一日寝てます。町は今、花火大会だの納涼祭りだので騒がしいですが、わたしはひとり、冷房のきいたひきこもり部屋で寝ています。

今日は子供たちの登校日だったのですが、起きることができず、子供たちにまかせて、学校にいってもらいました。母親の恥ですな。帰ってきたとき、子供が着てる服を見てちょっとびっくりしましたよ。でもまあ、わたしとしては、許せる範囲なのでいいでしょう。

ズボンとお兄ちゃんの水泳パンツをまちがえるくらい、普通です。

だいたいみんな、服に力を入れすぎです。いろんな服を着てるけど、要するに服というものは、みっともないものが見えてなければいいのです。というと、たいていの人に怒られるのですけどね。

要するに、見苦しくなければいいのです。というと、いやそれ、見苦しいですよと誰かが突っ込むのですが。

今の世界は、わたしのセンスではとてもついていけません。とんでもなく、かけはなれているので、ひきこもります。

どうやってみんな、服が着れるのかわからないのです。いやもう。Tシャツとズボンくらいは着方がわかるんですが、最近のは、どうやって着るのかわからないのが多くて。どんな風にできてるの?というのを着てる人が多くて。

だいぶ疲れがきてますね。日頃の憤懣がでかかっています。そろそろやめましょう。でもね。

最近、これに関して気がめいることが多かったので、少し言わせてもらいたいなということはあるのです。

服や髪に凝る暇があったら、勉強しなさい。

きれいにしたいのなら、見栄えを磨くより、魂を磨きなさい。

本当にきれいなのはね、自分をきれいにするより、みんなをきれいにしてあげたいっていう、愛なんですよ。

それがわからない人が、いばってきれいにして、わたしはきれいでしょって顔で歩いていると、馬鹿みたいに見えるんです。だって、考えていることは、わたしがいちばんきれいだから、えらいでしょってことで、ほかのひとはみんな、自分よりきれいじゃないのって言ってるから。それはいちばん醜いことだから。

これくらいのことはみんなわかっているのだろうけど、まだやっている。それはまだ、子供でいたいから。子供だったら、難しいことしなくても、かわいいっていってくれるから。

でももう、そろそろ、やめましょうね。

みんなもう、そんなことをすると、みっともないってことが、わかるようになったんですから。







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