世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

怒りの天使

2008-12-29 10:12:14 | 画集・ウェヌスたちよ

少しは落ち着いてきたでしょうか。精神の不安定さは隠せませんね。

苦しい状況を乗り越えるためにやってきたことが、すべて聞かない状況というのに落ち込んで、基本に帰り、家事をやっています。

朝から食事を作り、ゴミを片付けたら階段のほこりをはき、こたつの部屋を片付け、台所を掃き、食器を洗い。

絵を描くのも詩を書くのも歌を詠むのも、今は小休止です。魂の活動を、活性化させようとすると、苦しいので、ただただ、平凡に普通にできることをやっています。そうするといろいろ、それまで気付かなかったことにも気付きます。

毎日毎日階段を掃いても、翌日には同じ大きさの埃の塊がとれるんですよ。これはけっこうおもしろい。なんでかな。まるで不思議な創造みたいなんですよ。一見とてもきれいな階段なのに、上から下まではくと、子ネズミ程度の小さなほこりの塊ができるのです。おもしろいなあ。いったいきみは、どこから生まれてきたの?なんて呼びかけてしまいそうだ。さても。

家事べたの私ですので、それはそれは、この家すべてを完璧になんて無理でしょうが、気がついたところからおもしろいことをやってみましょう。

いずれまた絵を描ける日が来るときがくるでしょう。
詩も書けるでしょう。やりたいことは、見えない袋の中に隠してそっとわからないようにしてあるのですが、さて、それらのうちのどれができるかな。やりたいという方向が少しきまってきつつあります。

無理してでも行きたかった方向に見えない壁があることに気づいて。あれはやってもいいけど、やっては苦しいことなんだな、てことがわかるようになってきた。

それはともかくとして、やりたいことはやりたいこと。

やれるときがくるように。今は少し療養中です。

あ、ところで画像は、今のとこ、わたしの最新作です。ずいぶん前ですけどね。タイトルは、「怒りの天使」です。怒ってる顔に見えるでしょう。これはわたしより、仮の主座に近い作品ですね。わたしには、こんな顔描くの、ちょっと難しい。

荒くて単純すぎる線が、ちょっと怖い。息をつめて、真剣に線をなぞりたくても、指がそれを無視しようとするんです。こんなふうに単純すぎる作品は、もうこれから描けないかもしれないなあ。でも迫力。

こんなふうに書くと、まるで自分の作品じゃないみたいですね。









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