世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

できるのだ

2013-01-23 07:15:25 | 天使の小窓

わたしは、果たさねばならない使命のためか、
これが耐えられるのかというほどのことを、
耐えらされた。
そして実際、耐えることができた。
それは人間の限界をはるかに超えていた。

神は、わたしよりもずっと、
わたしのことをご存じである。
決してわたしにできないことはさせない。
ということは、
やれといわれんばかりに、目の前にある課題は、
すべてわたしにできることなのだ。
と、解しよう。

たぶん、同じ経験は、
おふたかたの元にも、あると思う。
わたしとは、ずいぶんと、違った形で。
すでに経験していることも、あると思う。

わたしたちは、人間として、人間社会に生きているので、
当然、人間社会の常識というものに、縛られる。
その視点からすれば、できるはずのないことが、
わたしたちには、できる。
だから、人間社会の常識というものは、
外套のように、自由に脱ぎ着できるものとして、
考えておいたほうがよいと思う。

それが必要なときにはそれを着る。
邪魔だと思うときには、脱ぐ。
そして、やらねばならないことを、する。
案ずることはない。
やろうとは思わずとも、道のほうがわたしたちを吸い込んでくれる。

できるのだ。それは。
わたしたち、には。

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