世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

教育者

2024-10-31 02:18:19 | 気層化石

昨日は色鉛筆の天使絵を描いていた。

簡単な絵なんだけどね、結構面倒なんだよ。

髪のところなんか、同じ色を何度も塗り重ねるんだ。

同じ色を何度も塗り重ねるってとこが、教育の大変さと通じているようで、絵を描きながら考えた。

教育も、同じことを何回も言い聞かせて、ようやく人の心にしみ込む。

何度言い聞かせても一向に効かない場合もあるけどね。

大火がつぶやきで、かのじょのまねをするなと、何百度と言っても、馬鹿は聞かない。絶望的になるが、それでも彼は言ってくれる。

少しでも落ちる馬鹿を減らしたいからだが。

わたしは半分あきらめてるよ。自分の勉強を深くしたことがない馬鹿は、自分と他人は全く違うものだということが、わかってないんだ。

だから平気で人の美貌を盗む。人まねで作った偽物の美人ばかり生きてきて、本当の自分を生きたことはほとんどない。

そんなやつらはもうはっきり言って駄目だと思う。

それでも言うのが、教育者の使命というものなんだろう。




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