悲しいかな男子蓬桑の志
家郷更に慈親の憂となるを
吉田松陰
☆
松陰も、馬鹿に妨害をされて、人生を曲げ放題に曲げられた王の魂だ。
馬鹿というのは、何もわからない。自分よりいいというだけで、王の人生をめちゃくちゃに壊すのだ。それで結局は自分がだめになる。
王の霊魂は、国民を救いに来ているからだ。
松陰は、生きている間は、ほとんど使命を果たすことはできなかった。だが彼がやれなければ、日本は危ない。ひいては世界が危ない。だから彼は、霊界に退いてから、すべてをやったんだよ。
霊界で活動を起こしたのだ。良い霊魂を率いて、たくさんの志士の人生を操り、暴動を起こさせた。それで、国をひっくり返したのだ。
江戸城があっけなく開城したのは、もはやだめだったからだ。馬鹿が無理にやったことが、天使の力技でみんなだめになっていたからだ。
松陰は、本来ならやってはならない手を使って、明治維新をなした。馬鹿はいずれ、この代価を支払わねばならない。無理にでもやって国を救ってくれた天使と、それによって迷惑をかけた人間のすべてに、相当の代価を支払わねばならない。
フィンセント・ファン・ゴッホ
*
彼は女性を美しく描くのが苦手なのです。そんなところはあまり見ていないからです。
たとえジャガイモのような顔をしていても、その子がその子であるだけで、本気で深く愛してくれる。
そういう人なのです。
アレクサンドル・ドニ・アベル・ド・ピュジョル
*
これはかのじょの小説、「フィングリシア物語」に出てきたヒロインのモデルです。
皆の幸せのために犠牲になろうとした少女。
かのじょはその姿に自分を重ねていました。