遠鳴りのゴロちゃんもだんだん音が大きくなる、近付いたなと思う間にもう雨がザアザアの本降り、我が家の真上の空が薄黒い雲、ピカリ、キンキン、ゴー間を置いてゴロゴロゴー、雨の音も賑やかなザアザア降り、午後五時二十分に始まり四十分には本降り、今日は日中は良い日和だったのにこの始末、坂東の北西隅の上州の夏の走りはこんなもんだ。
赤城、榛名の山々を北西に見る上州の平野部は、山の雪解け水とこれからの梅雨空と夏の雷雨などが陸地を潤し、動植物を育てて来たのだ。
いわゆる何万年もの間のこの繰り返しが、この日本列島を「瑞穂の国」と言う様になった所以でしょう。
六時大分小降りになった様だがまだ時々ゴロちゃん大きく唸っている、梅雨入り以来こんな日が続いて、朝起きて庭を見ると落ち葉などが流されて、門から道路へ流れた後を付けていて「ああ昨夜は大分降ったのだ」と思うことが在る、夜中寝なから「あれ雨が降っているのかな、あの音は」と感じた翌朝の事だが。
今日はまだまだゴロちゃん続くのかも。