熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

山用フリーズドライ 「牛丼」の試食結果

2014-08-14 09:15:16 | アウトドア
単独テント泊での食事となると、どうしてもシンプルで準備、片付けも簡単に済ませられる物に目がいってしまいます。
朝・昼は調理不要のカロリーメイトやチーズ、ビスケット類。夕食は、お湯を沸かしてカップラーメンとフリーズドライのライスに味噌汁といったところが私の定番メニューです。

ところが、このフリーズドライのライス、山菜飯や五目飯といった製品が出回っていますが、具が少ない上に味付けが薄くて白米同然、とてもこれだけではまずくて食欲が湧きません。

そこで今回初めて牛丼とカレーのフリーズドライを加えてみることにしました。
購入した商品は、アスザックフーズの牛丼とカレーです。自宅で取り敢えず牛丼を試食。

一人分、22.4g、106キロカロリー、324円




80mlのお湯又は水を加えて3分、白飯にのせて牛丼の完成です。


試食後の感想ですが、味付けに関してはしっかりしていて牛丼チェーン店で食べる牛丼とさほど変わりません。フリーズドライも随分進化したものです。

肝心の具材の量ですが、予想通り少ないです。ただ、価格を考えれば妥当と言えなくもありません。
因みに、写真のライスは軽めに盛っていますが、それでも1人前1袋では足りず、途中から”汁かけご飯”と言った感じです。少食の方にはいいかも知れませんが、一般男性が山で、それも長時間山歩きをした後、夕食としていただくにはこれだけでは物足りません。1.5~2袋を使えば量の問題は解消しますが。その場合、水は少なめが良いかも知れません。
片付けは水洗いだけで済み、匂いも残りません。

と言う訳で、山用フリーズドライとしては、一応、満足の行くレベルではと感じた次第です。
(味や量に対する感じ方は人それぞれですので、あくまでも個人的感想としてご参考まで。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人用山岳テント選び~エアライズ1に決定

2014-08-07 13:52:26 | アウトドア
10年以上に渡り、アライのエアライズ2を使用して来ましたが、一人で使用するには間口が130cmと幾分広過ぎます。そして、その分当然重くなり、ペグ、引綱、収納袋等を含む総重量は約2050gと2キロを超えます。因みに、現行モデルは 約1700gと軽量化されています。

歳と共にテントを背負っての山歩きがきつく感じられるようになって来ましたが、それでも大空の下でのテント泊の醍醐味と、更には山小屋の混雑を考えるとテント泊は止められません。
そこで、思い切ってテントの買替えを行うことにしました。
第一条件は軽いこと。4万円を超える出費を伴いますから最低でも500g位の軽量化を実現したいところです。
広さ(間口、又は奥行)としては、単独使用しか想定していないので100cmもあれば十分です。
この条件で絞り込んだ結果、候補として上がったテントは次の通りです。

1.アライ製エアライズ1 約1560g、広さ(間口);100cm(他寸法はどれも大差無いので省略)
2.同上トレックライズ0 約1450g、広さ(奥行);80cm
3.同上トレックライズ1 約1660g、広さ(奥行);110cm
4.プロモンテ製VL15  約1500g、広さ(奥行);90cm
5.モンベル製ステラリッジ1 約1470g、広さ(間口);100cm

広さで(間口)とあるのは出入り口が短辺方向にあるもの、(奥行)は長辺方向にあるものです。
出入りのし易さを考えると長辺方向に出入り口があるものが良いように思いますが、今回はあくまでも重量と広さの2点を最優先で検討しました。 総重量は、ペグ、引綱、収納袋を含む重量で、メーカー公表数値です。

重量ではトレックライズ0が一番軽いのですが、広さ80cmはいくら一人用と言えども、荷物スペースを考えると狭すぎるので却下。トレックライズ1は広さ110cmと一人用としては広めですが、それだけ重くなりこれも却下。
VL15は、重量が他製品とほぼ同じながら広さが90cmとやや狭いのでこれも却下。
結果、エアライズ1とステラリッジ1の2製品に絞り込みました。

そして、最終的に選んだ製品はエアライズ1です。
決めては、フライシートの耐水圧(エアライズ1 2000mm、ステラリッジ1 1500mm)と作り込み。そして10年以上使用して来たエアライズ2に対する安心感も大きく影響しました。

これで、広さは30cm狭くなりますが、約500g軽量化することが出来ました。フライシートの色は今までオレンジだったので、今回は気分を替えてフォレストグリーンにしました。




選択基準としては重量・広さ以外に、設営方式(スリーブ式か吊り下げ式か)や出入り口の位置など他に要素があります。それに候補にあがった製品はどれも甲乙付け難く、価格も似たり寄ったりです。
申し上げるまでもなく、テント選びに際しては登山用品店で専門スタッフの意見も参考のうえ現物を確認し、ご自分の使い方に合ったテントを見つけて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登山靴を新調 「SCARPA・クリスタロGTX」

2014-06-10 18:16:13 | アウトドア
長年愛用していた登山靴、先日の白馬大雪渓では僅かながら内部に水が浸入して来て靴下が濡れてしまいました。
防水性能が低下してしまったようです。ゴアテックスやシンパテックスを含め透湿防水素材の経年変化による防水性能の低下は避けられません。
ソールも大分摩耗して来たことでもあり、夏山本格シーズンを前に思い切って新調することにしました。

ネットや雑誌で各製品の性能、デザイン、価格など調べた結果、イタリヤ・SCARPAの「クリスタロGTX」に決めました。


同じメーカーのシャルモプロGTXとどちらにしようか迷いました。
両製品とも、ソール裏の形状を除き見た目大きな違いはありません。履いてみてもこれといった違いは分かりませんが、シャルモプロの方が180g軽く、アッパー部も僅かに長く、セミワンタッチクランポンにも対応しており、ソールもやや硬めのようです。
ソール裏は、シャルモプロの方が、グリップ力に富んでそうな形状をしており、カタログにも「岩場の多い縦走登山から冬の低山まで対応」と記載されています。

一方、クリスタロの方はと言うと、カタログには「ハイエンドトレッキングブーツ」との記載があり、ちょっと気になりましたが、カタログ上の区分はあくまでも「MOUNTAIN」です。SCARPAの製品は、MOUNTAIN」「TREK」「APPROACH」と区分されていて、選択の目安が与えられています。ちょっと紛らわしいですが、登山とトレッキングの中間的な製品と言ったところでしょうか。
長時間歩行と履き心地を重視した作りのようですが、ソールが柔らかい訳ではなく、ストラップ式クランポンに対応していますし、岩場の歩行にも十分な強度は確保されているようです。
どちらもゴアテックスを使用、防水性能は同じとのことでした。
因みに、価格はクリスタロGTX33000円、シャルモプロGTX40000円(税別)と7000円の違いで、迷うところです。

シャルモプロと比べ、アッパー後部のカットが僅かに短い感じです。


ビブラム・べンタックストレック


自分の登山スタイルを考えると、穂高や槍ヶ岳のような岩稜帯を頻繁に歩行する訳ではないし、セミワンタッチクランポンを使うこともありません。更には、これから先、あと何年登山を続けられるか分からないことも考慮し、財布に優しいクリスタロGTXにした次第です。
                                                      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白馬大雪渓歩き

2014-06-04 10:36:14 | アウトドア
6月1日から2泊で白馬岳に出掛けて来ました。
1日目は自宅を出て登山口の猿倉荘まで。この日の夜は山荘駐車場で車中泊です。シーズン前と言うことで、駐車場には3、4台が止まっているだけ、ひっそり静まり返っていました。


翌朝は5時にスタート、1時間ほど歩くと大雪渓が始まります。
7月の本格シーズンなら白馬尻荘を過ぎた辺りまで雪渓は後退していますが、この時期は白馬尻荘の数百メーター手前まで残っており、白馬山荘まで延々と6時間ほどの雪渓歩きが続きます。

ここでアイゼンを装着したものの、軽アイゼンを持ってきてしまったことに後悔。
一応、10本爪ですが、軽さ優先の製品なので爪が小さく効きが今ひとつで、長丁場の雪渓歩きには役不足、特に急登下で苦労しました。
残雪期とは言え、この時期の白馬大雪渓を甘く見ていました。


白馬尻荘は解体されたまま、営業は7月中旬からのようです。なかなか小屋が姿を現さない訳です。


この日は快晴状態、最初は爽快な気分で雪渓歩きを楽しんでいたのですが、気温の上昇に伴い雪のシャーベット化が進み、上述の如くアイゼンの効きの悪さも相まって、後半かなり体力を消耗しました。




スキーを担いで登っている方も何名か見かけました。登り6時間、滑り降りて10分と言ったところでしょうか。ちょっと勿体無い気がします。


登山開始から7時間ほどで村営頂上宿舎に到着。
ここでテント泊の予定でしたが、小屋裏のテント場はアクセスもままならないほど大量の雪に覆われており、キャンプを断念。白馬山荘に泊まることにしました。キャンプ用具一式担ぎ上げたのに・・・。これも鍛錬だと割り切りました。
この日の宿泊客は7、8名だけ、一人一部屋でのんびり過ごすことが出来ました。毎回こうなら良いのですが。


白馬山荘から上、殆ど雪は残っていません。


翌朝、白馬岳山頂からの光景です。


通常なら白馬鑓温泉経由で下山するところですが、雪解け直後の登山道は見つけにくかったり、特に残雪箇所のトラバース時、道迷いのリスクが高いことから、今回は大雪渓を戻ることにしました。
上り7時間半に対して、下りは僅か3時間で猿倉荘に到着、無事、登山終了です。
この時期、殆ど草花を目にすることはありませんが、これから雪解けが進むにつれ、高山植物の開花が楽しみです。
   

猿倉荘から下って直ぐの所にある「おびなたの湯」で汗を流してから帰途に付きました。
シャンプーにドライヤーまであって、下山後さっぱりするにはお勧めです。料金600円也。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年 涸沢カールの紅葉

2013-10-05 12:25:10 | アウトドア
10月3日から1泊で涸沢の紅葉見物に出掛けてきた。
例年紅葉のピークは10月8日前後、少し早かったものの、それでも色づき具合は9割以上とまずまずだった。今年の夏は猛暑だったので葉焼けしてはいないか気になっていたが、影響は感じられなかった。

涸沢ヒュッテのデッキからの眺め。




テント場からの眺め。
紅葉が間近に感じられる。左の峰々は奥穂高岳。


山岳紅葉の人気スポットとあって団体を含め大勢の登山者で賑わっていた。紅葉がピークに達する8日前後の山小屋では一つの布団を3人でシェアすることになるそうだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする