購入から9年以上経過した我が家の掃除機。当時としては、軽量で吸塵力もあって満足していましたが、流石に年数の経過と共に吸塵力が低下、加え歳と共に重さも気になりだし、買い換えることに。
まずは、近くの家電量販店で何社かのカタログを入手、同じ方式の同価格帯の機種を幾つかピックアップ、性能比較してみると、”吸込仕事率”なる項目では、A社の製品は50~200W、B社の製品は60~430Wと倍の開き。
吸込仕事率と言うからには数値の大きい方が良いと思われるも、同価格帯でこれだけの開きは納得行かないので、早速ネットで調べてみると。
吸込仕事率=0.01666×風量(立方m/min)×真空度(Pa)
と言う事は、風量が多くて真空度も高ければ、当然吸い込む力は大きいという判断になりますが、ここで問題は、ヘッドを付けない状態での測定数値である点。
要は、各社独自のヘッドの構造(例えば床との密着具合など)や性能により、掃除機全体の吸塵力が決まるという訳です。
確かに、カタログの注記には、”使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に、吸込具の種類により異なる”、とあります。
それに、家庭ゴミはチリ・ホコリなど軽いものがほとんどで、必要以上に吸込仕事率が高い必要は無く、あのダイソンですら吸込仕事率は200W台のようです。
欧米では、吸込仕事率に代わり、実際にどれだけゴミを吸ったかを表す”ダストピックアップ率”という数値が使われているそうです。欧米は進んでいますね。
消費者が単純比較しても意味をなさない掃除機の吸込仕事率、そのような数値をカタログに載せ、吸塵力が大きいと誤解させかねない業界のスタンスって如何なものでしょうね。
非現実的な燃費を記載する車のカタログを思い出しました。
まずは、近くの家電量販店で何社かのカタログを入手、同じ方式の同価格帯の機種を幾つかピックアップ、性能比較してみると、”吸込仕事率”なる項目では、A社の製品は50~200W、B社の製品は60~430Wと倍の開き。
吸込仕事率と言うからには数値の大きい方が良いと思われるも、同価格帯でこれだけの開きは納得行かないので、早速ネットで調べてみると。
吸込仕事率=0.01666×風量(立方m/min)×真空度(Pa)
と言う事は、風量が多くて真空度も高ければ、当然吸い込む力は大きいという判断になりますが、ここで問題は、ヘッドを付けない状態での測定数値である点。
要は、各社独自のヘッドの構造(例えば床との密着具合など)や性能により、掃除機全体の吸塵力が決まるという訳です。
確かに、カタログの注記には、”使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に、吸込具の種類により異なる”、とあります。
それに、家庭ゴミはチリ・ホコリなど軽いものがほとんどで、必要以上に吸込仕事率が高い必要は無く、あのダイソンですら吸込仕事率は200W台のようです。
欧米では、吸込仕事率に代わり、実際にどれだけゴミを吸ったかを表す”ダストピックアップ率”という数値が使われているそうです。欧米は進んでいますね。
消費者が単純比較しても意味をなさない掃除機の吸込仕事率、そのような数値をカタログに載せ、吸塵力が大きいと誤解させかねない業界のスタンスって如何なものでしょうね。
非現実的な燃費を記載する車のカタログを思い出しました。