熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ヨーロッパ旅行記~ベルギー編(ブラッセルその2)

2019-05-29 04:41:02 | 海外旅行
ブラッセルでの美術館巡りと言えばルーベンスとブリューゲルの多くの作品を所蔵する王立美術館。


特にルーベンスの大きな祭壇画7作品を展示する大展示室は一見の価値ありです。


青の色使いが印象的な「聖母被昇天」


ルーベンス公房の作品の一つ「聖母マリアの載冠」
作者はルーベンとなっていても、弟子を含む工房としての作品も多いようで、確かにこれだけの大きな絵を一人で描くのは大変な作業でしょう。


ルーベンスほど作品数はありませんが、ブリューゲル(父)の代表作の一つ「ベツレヘムの戸籍調査」


王立美術館の後は隣接するマグリット美術館へ。
シュールレアリスム(超現実主義)の画家マグリットの絵画を展示するためだけに2009年にオープンした美術館、さほど広くありません。

絵を描くときはスーツ姿だったとか。几帳面な画家ルネ・マグリット


超現実主義とあって、どの作品も現実からかけ離れていて奇抜な物ばかり。


数ある作品の中でも最高傑作と評されている「光の帝国」
昼間の青空と闇に包まれたた家が混在していて、確かに起り得ない光景ではありますが。


空を飛ぶ首が無い亀と何本もの柱が建っている場所でスポーツに興じる男性2人を描いた「秘密の遊戯者」


マグリット美術館を出ると向かいはロワイヤル広場と王宮。


直ぐ近くには1898年に建てられたアールヌーボー様式の建物、今は楽器博物館になっています。


ロワイヤル広場からの眺め。遠くにグラン・プラスの市庁舎の塔が望めます。


黄色い半円状のオブジェ、これ全て自転車。


白黒の日本の地味なパトカーと比べると、何となくお洒落なこちらのパトカー


ブラッセルの締めくくりは、やはりワッフル。
グラン・プラス近くにある1829年から続く老舗の焼き菓子店「ダンドワ」




甘さ控えめで量的にも丁度良く、これなら糖質を気にせずいただけます。


アムステルダムと比べると同じ一国の首都でありながら、ブラッセルは全てがコンパクトにまとまっていて歩き易い町です。


コメント
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