熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

収穫時期逃し、枝豆全滅

2015-08-05 16:09:49 | 家庭菜園
ヨーロッパに出掛ける直前の5月初旬に枝豆を植えてから約85日経過、帰国後畑に行ってみると、雑草がはびこり、何を植えているかも分からない状態。
マルチを張っていたのにこのありさま。


取りあえず、雑草を取り除き枝豆が姿を現したものの、どれも育ちすぎてサヤはパンパン、肝心の豆は通常の1.5倍ほどの大きさに成長、中には黄色っぽく変色しかけている物も。
枝豆なら手間要らずで放置していても大丈夫と考え、選択したまでは良かったものの、収穫が2,3週間遅かったようです。




食べようと思えば食べられなくはなそうなものの、雑草に覆われ日照・栄養不足の状態で、且つ、育ち過ぎて固く、どうみても美味しそうでない枝豆。それに、畑に行った時、ネズミが飛び出してきて食べられた跡も。
これでは、無理に食べるまでもないと思い、大きく成長した枝豆には申し訳ないが、全て処分することにしました。

動物と同じく植物も生き物、長期間留守にできません。
来年も長期旅に出掛けたいと思っているので、暫く家庭菜園は中断、来年の契約更新(年間8000円)は取りやめることとしました。



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ヨーロッパのキャンプ場事情

2015-08-02 08:59:11 | 海外自転車旅
今回の自転車旅では、ヨーロッパ滞在72泊の内、キャンプ場は60泊と大半を占めます。
行き当たりばったりの旅となると、宿の事前予約は困難。それに観光地ともなると、便利なところは満室で着いてからの宿探しは絶望的。その点、キャンプ場なら行けば必ず泊まれ、且つ言うまでもなく経済的とくれば、キャンプ場を利用しない手はありません。

利用したキャンプ場は、フランス、スイス、ドイツ、オランダの4カ国にまたがり合計36ヶ所。
どこも日本で言うオートキャンプ場で、規模は大きく設備も充実しており、数カ所を除き満足の行くレベルでした。

キャンピングカー専用サイト(ローレライのキャンプ場にて)
大半は、キャンピンカー用サイトと一般のテントサイトが区分けされていますが、中には一緒のところも。


広大な敷地のユトレヒト近郊のキャンプ場


備忘録を兼ね、概要をまとめてみました。

1.キャンプ場検索:
  イギリスのキャンプ場情報提供会社、ACSIの検索サイトを利用
  この検索サイトに名前が上がっていれば、ほぼ安心できます。
  http://www.eurocampings.co.uk/

  安心マークとも言える、ACSIによる調査済みを示すステッカー
 

2.キャンプ場の選択基準:
  上記検索サイトに掲載されている情報の内、特に以下項目をチェック

  ・Rating(7以上を目安)
  ・レビュー数と内容をチェック(投稿数が少ない=利用者が少ない、不人気)
  ・キャンパーピッチと呼ばれる一般のテントサイト数をチェック(少ない=隣と接近)
  ・WIFI設備の有無

  今回利用した全てのキャンプ場は芝生。但し、管理不十分なところでは、雑草が伸びていたり、芝が剥がれていたりするキャンプ場も。

比較的芝の管理が行き届いているベルンのキャンプ場
  

  小規模ながら、キャンプ場内に小川が流れる雰囲気の良いオルレアン近郊のキャンプ場
  

3.設備:
  サニタリー(トイレ、シャワー、洗面所、洗濯場、炊事場)は、一つの建物に集約、清潔さに関しては問題なし。
  因みに、トイレットペーパーを置いていないところが結構あり。また、石鹸、シャンプー、洗剤などは一切無し。

  明るく開放的で綺麗なサニタリー棟
  
  
4.料金:
  コイン式の洗濯・乾燥機を除き、フランスでは大半がシャワー、WIFIなど全ての利用料込み。ドイツではWIFI別料金のところが多いようです。
  料金は、フランス、ドイツ、オランダで10~15ユーロ。最高は、リヨンの22ユーロ
  物価高のスイスは、20~24ユーロ。何しろ、日本のコンビニで300円程度のサンドイッチが800円近くと驚きの物価高。

5.WIFI:
  一定規模以上のキャンプ場は、WIFI設備を有していますが、回線容量が小さくてなかなか繋がらないところや、つながる場所が管理棟の周囲だけといったところも結構ありました。
別料金の場合、1時間2ユーロから24時間5ユーロだったりとまちまち。

6.ベストシーズン:
  夏休みが始まる7月になると、家族連れが増えキャンプ場の静けさが失われ、特に人気の観光都市近郊のキャンプ場で交通機関のアクセスが良いところでは、バックパッカーの若者が多く、うるさくなります。
  5月一杯は未だ寒い時があるので、一ヶ月程度の予定なら6月がベストシーズンと言えそうです。

7.キャンプ場での食事:
  レストランが付属するキャンプ場は限られるので、基本はチェックイン後、近くのスーパーで買い出し。日曜はスーパーが休みなので、土曜に二日分を調達。

8.防犯面:
  盗難などの被害は全くありませんでしたが、あるキャンプ場では、外からの侵入者による自転車の盗難被害や、またあるキャンプ場では、サニタリー棟で充電中のスマホが盗まれる盗難が発生しており、テントを離れる際などは注意が必要です。特に、都市近郊のキャンプ場には、様々な人が訪れます。

  因みに、サニタリー棟には電源コンセントがあり、PCやカメラのバッテリー充電が可能。
  
キャンプ場で快適なアウトドアライフ・・・ヨーロッパにはこの目的に叶ったキャンプ場が至るところにあり、アウトドア派にとっては恵まれた環境だとつくづく感じました。

   
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アライテント製エアライズ1、フレーム折損

2015-08-01 21:31:46 | アウトドア
泊まりの登山ではテント泊が多いため、荷物の軽量化をしようと、それまで使っていた昔のエアライズ2に加え、1年前にエアライズ1を新たに購入。これで約500グラムほど計量化。

ところが、今回ヨーロッパ自転車旅で使用中、購入後35泊目(設営・撤収回数23回目)でフレームの一本が真ん中当りで折損。


付属するリペア用のパイプで応急処置を施し、その後1か月以上、この状態で旅を続ける事態に。
その間、撤収・設営する度にハラハラドキドキ。何しろリペアパイプは1本だけなので、再び折損するとお手上げ状態。


この程度の使用で登山用テントのフレームが折損することはありえない事であり、帰国して直ぐに販売店に連絡、製造元のアライテントの見解を求めていたところ、販売店から以下の連絡がありました。

1.現在もこのタイプ、材質のフレームは製造・販売中であり、特に設計上の問題があったとは思われない。
2.たまに、フレームの材質に気泡などが入っていて、強度が低下し、新しくても折損するケースは考えられる。
3.メーカーにて無償修理する。

どこまでがメーカーの見解なのか分かりませんが、メーカー・販売店のスタンスは、今回の折損事故は、たまたま購入した商品個別の材質による事例として処理するとの事。

出来れば返金願って他社製品に買い替えたいところですが、1年前の購入ともなれば、流石に返品は難しいでしょうから、今回は無償修理に加え、応急処置用のパイプを2本付けて貰う事で合意。

一方、ネット検索すると、エアライズ1のフレーム折損事例が幾つか報告されており、中には、設計上の欠陥商品としてリコールすべきとの意見も。
ホームセンターで販売しているようなレジャー用の安いテントならいざ知らず、信頼性を要求される本格的登山用テントですから、そのような強硬意見が出てくるのもうなづけます。

軽量化の裏で強度がおろそかにはされていない、と思いたいところです。



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