6月6日に出かけた、摺古木山(2169m)へのシャクナゲ探索は時期が早すぎた。
相棒の強い要望で、好天となった梅雨の合間の日曜日(21日)、リベンジに
挑戦した。
ルートは前回と同様、摺古木山登山ルートの中間点(分岐)から天然自然園
(休憩舎・跡)ルートへと進み、休憩舎を経て摺古木山頂上へ、そして直登ルート
を下るコースである。
自然園のシャクナゲは想定より花の数が少なく、少し残念だったが、満開に
綺麗に咲いていた。昔(25年位前)、登山目的は忘れたが、直登ルートを上り、
自然園ルートを下った時には、森ももっと背丈が低く、高さ1m~1.2m位の
シャクナゲの林の中を駆け下った記憶があり、何時か満開のシャクナゲの森を
見てみたいと思っていた。願いは叶ったが、長い年月の間に回りの樹木の背が
高くなり、シャクナゲの森の存在感が減ったのが残念である。
さて、休憩舎・跡で昼食を取り、摺古木山山頂を経て、直登ルートで下山に
入った。シャクナゲは山頂から少し下った2100~2050m位の場所に沢山生えて
いる。咲いた花の量はこちらの方が自然園より、少し多いような気がした。綺麗に
さいた満開のシャクナゲを見ることができ、沢山写真も撮り、満足して下山できた。
それにしても、登山道が、見えないほど深い笹の中(笹の下)にあり、身の丈ほど
の笹の藪漕ぎには閉口した。地元の登山者(老人)の話によると、昔、笹刈りを
していた老人が亡くなった後、笹を刈る人がいないため現在に至っているとの
ことだ。行政管理の飯田市には「何とかして下さい」とお願いしたい。