2014年10月19日、伊勢志摩の朝熊ヶ岳でアサマリンドウを探し、山頂付近に多数の
標本を発見し、観察できた。
また、昨年(2019)11月14日には、紀伊半島の清川天宝神社の境内にアサマリンドウ
を多数、観察することができた。
今回、伊勢志摩に旅行したので、嘗て発見した朝熊ヶ岳のアサマリンドウを再確認する
ため、11月4日に朝熊ヶ岳に登山した。
近鉄・朝熊駅の近くにある「であいの広場」に車を駐め、朝熊岳道を登った。山の標高
は555mとそれ程高いわけでは無いが、急な箇所もあり、2時間弱ほどかけて登った。
山頂近くでかつて見たセンブリなどを今回も見ることができた。
山頂の石碑を確認した後、嘗て、見つけたアサマリンドウのあった付近を散策し、リンドウ
を探した。しかし、嘗て多数の標本を見た杉林の中は、杉の木が伐採されて、荒れており、
アサマリンドウを見つけることができなかった。
それでも、しつこく嘗ての道路脇を探していると、蕾をつけたアサマリンドウを3つ見つける
ことができた。また、この近くにはかつて見たテイショウソウも幾つか咲いていた。期待して
いたアサマリンドウが少なかったことは残念だったが、実物3体を見つけることができたので
納得して、下山の途についた。
以上です。