名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

満開のシャクナゲ園   - 2021.4.9 赤塚シャクナゲ園 -

2021-04-10 21:46:38 | 自然観察_シャクナゲ

 山の相棒がシャクナゲを見に行くというので同行した。行き先は三重県津市の
赤塚シャクナゲ園ということだ。事前に、東山植物園のシャクナゲの森に行っておくと
良いかと思ったが、時間が取れなかった。
 名古屋から高速・東名阪を通り、伊勢道に入った最初のIC(芸濃)を出て右手に折れ
少し進むと、すぐのところに赤塚植物園の経営するシャクナゲ園はあった。ここは郊外の
ゆったりした田舎に陣取られている。その植物園は、新種開発や育苗販売も行っており
幾つかの園芸種を世に提供している。園内には高木のシャクナゲも多く歴史を感じさせ
てくれる。
 東山植物園で目にする殆どのシャクナゲ種類はあるようだった。各シャクナゲの木には
名札が付けられており、名前を覚えるのに都合が良い。ただ、よく似た花(花の形、色)
も多く、即見分けるのは困難な気がする。赤系のネリアーブレッド、太陽、白黄色系の
黄山、真珠姫、ピンク系のジョイフルディ、ミセスフジイ、ウェディングプーケなど、東山
植物園で覚えている名前も多くて安心した。この中で、ジョイフルディ、ウェディングプーケ、
真珠姫等は、このシャクナゲ園で開発されたオリジナル品種と分かり、感心し敬服する
次第である。シャクナゲの野生種はは高山に自生する。これを低地で且つ高温多湿の
日本の風土の中で見られる品種に改良するのが大変なのだそうです。(この植物園の
解説です) ここの広いシャクナゲ園で、色々なシャクナゲを自然に近い形で堪能できて
良かった。この時期、色々な八重桜も咲き揃って、シャクナゲ園に柔らかな雰囲気を
醸し出していた。

 昨年は、山に自生するシャクナゲを見に摺古木山(2169m)へ3回も出かけた。この山の
シャクナゲは、今調べると、キョウマルシャクナゲ、ホソバシャクナゲと思われる2種類だと
思われる。これまでに、登山でハクサンシャクナゲ、アズマシャクナゲ、キバナシャクナゲ
をも見ているが、ピンク系のシャクナゲは品種の見分けはなかなかに難しい。この先、もう
少し、勉強してみたい。   

以上です。

 

 

 

 



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