4月22日に相棒のお客様を案内(同行)して、奥三河の「面の木」に出かけた。
ここの標高は1050m~1240m(天狗棚)であり、今年はどういう訳か、
山はまだ冬の佇まいで、木の芽、草の芽はまだこれからの状態だった。従って、
この時期に見られるミツバツツジの開花や各種のスミレも殆ど見当たらなかった。
稲武(大井平公園)に降りてくると、標高600m辺りの日だまりには、タチツボ
スミレが群生して咲いていた。シロバナタチツボスミレやアカネスミレ、マキノスミレ
等も見受けられた。
「面ノ木」など名古屋近傍のスミレについてはここ3年ほどこのブログに登録している
ので、ここでは軽く流し、今回は奥三河と直接関係のない黄色のスミレを掲載してみたい。
さて、中部地方で見た黄色のスミレには、湖西連峰(豊橋市)のキスミレ、岐阜県福井県の
県境(冠山)のオオバキスミレ等がある。また、針ノ木岳の山麓でも7月にオオバキスミレを
みた。白馬岳では2500m~2800m辺りでキバナノコマノツメ、更に稜線ではクモマ
スミレを見つけることができた。八ヶ岳・硫黄岳では2600m付近にヤツガタケキスミレが
多数咲いていた。北海道・知床の硫黄山には山頂近くに白と黄色のシレトコスミレがあり、
これをを見に出かけたが、時期が1週間程遅く、花は終って開花は1輪のみであった。
硫黄山では、下山時に間近(7m位)にヒグマが現れ、冷や汗をかいた。
黄色いスミレについては、「いがりまさし」先生の「黄色いスミレ基本3種」のインター
ネット上の記事がわかりやすく参考になる。
以上です。