スペインへは平成25年(2013年)4月18日~25日までの8日間のツアーに乗り、駆け足で
スペインを一周した。疲れる旅だったが、効率よく、歴史の勉強ができて良かった。
スペインは、キリスト教(ローマンカトリック)の生粋のしもべのような国で、随所にカトリックの
立派な教会がある。また、8世紀から11世紀にかけてアラブ(イスラム教)にほぼ全土を占領
された。その後、後ウマイア朝(アラブ)が分裂し、徐々にキリスト教勢力の国土回復運動
(レコンキスタ)に挽回されて、1492年にグラナダ(ナスル朝)が陥落し、全土がスペイン王国
(&ポルトガル)となる。このため、各地にイスラム文化の影響が色濃く残り、その融合文化を
見ることができた。
歴史遺産をテーマにした紹介記事ができると良いのだが、団体ツアーで駆け巡り旅だった
ので、どうしても旅行記のようになってしまうが、お許しを願う。
その1 バルセロナ
スペイン入国はスペイン第2の都市バルセロナ市だが、EUへの入国はフィンランドのヘルシンキ
であり、乗り継ぎした時に入国審査をしているのでスペインへは簡単に入国できた。バルセロナ
はアラブの征服を受けなかったのか、殆どイスラム文化の影響を見ることはなかった。ガウディー
の設計、建築した、グエル公園、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)などを見学した。
次にグラナダに向かったが、途中、バレンシアでローマ時代に建設されたタラゴナの水道橋を
見物した。
<参考記事> バルセロナ 2013.4 (登録 2016.1)
https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/6db76d10fa522bf5c59ba04b9bd44351
その2 グラナダ (/アンダルシア地方)
グラナダへはバルセロナからバレンシアを経由して、バスで延々と道路を走った。乾燥した大地、
オリーブ畑、ブドウ畑、アーモンド畑などの果物畑を車窓に眺めながら、スペインらしさを感じた。
グラナダでは、アルハンブラ宮殿が見所だが、対岸にフェネラリーフェ庭園があり、この庭園と、
そこから見るアルハンブラ宮殿も見応えがあった。宮殿内部の装飾はイスラムの微細で緻密な
彫刻が見事に表現され、見るものの心をとらえる。
スペイン投稿は長丁場になりそうなので、記事をここで一旦閉じることとします。続きはスペイン2として投稿します。
<参考> 5.スペイン_2 https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/2d1d16e24f2d5b0b1f173d0482a799a1
<参考> 6.ロシア https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/f25b811015cba94418a94705b2b6b2c6