4日目にはグラナダを出て、ミハス、ロンダを観光し、セビリアに向かった。セビリア
では、街中を散策しながら、大聖堂へ向かい、重厚な感じの教会や塔を見学した。夕刻には
フラメンコ・ショーを観劇した。では、この日の内容を行った順番に見ていこう。
最初に訪問したミハスは白い街並の美しい町だった。後に出かけた南イタリアの海岸
都市、ポジターノ(アマルフィー海岸)などの地中海の観光地に多い風景だ。花の時期
ということか、ミハスの公園には様々な花が咲き乱れていた。
ミハスからロンダへの道路の周辺は、起伏のあるアンダルシアの丘という感じで、黄色い
草花の咲く草原が続いていた。しばらく走る内に、正に絶壁の上に立つ城塞都市ロンダが
現れた。街の広場はゆったりとしてのどかな過ごしやすそうな街に見えた。街の真ん中を
U字谷が抜け、2つの台地を大きな石橋が繋いでいる。中世の技術の粋を集めた傑作の橋
なのだろうと推測する。絶壁の上には至る所に草花が咲き誇り、安らぎを得る。素晴らしい
風景を眺め、心安まる街を満喫できた。
以上で、ミハスとロンダを終わります。