【今年も斑入りの椿が咲きました。これもドラマになりますかね。】
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故、阿久悠さんの作詞家憲法15条はあまりにも有名だ。
NHKのテレビでも、彼の特集の中で取り上げていたようだ。
阿久さんの、作詞家憲法15条は、それまでの歌謡曲の概念を
根本的に崩すものであった。証拠に彼の詩は皆の共感得た。
彼の作詞家憲法第13条が印象的だ。下記↓である。
13条.歌にならないものは何もない。たとえば一篇の小説、
一本の映画、一回の演説、一周の遊園地、これと同じ
ボリュームを四分間に盛ることも可能ではないか。
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その昔。「歌謡曲は3分間のドラマ」である。とテレビで
司会者H.T.さんが歌の紹介で語っていた姿が目に浮かぶ。
しかし具体的に小説・映画・演説・遊園地と似通っていて
実は個々に独立した世界を同じ視線で、歌詞にしたのは
阿久さんの偉業であろう。「UFO」も「北の宿から」も
四分間のドラマである。四分間で完結するのである。
先日テレビで放映された「2008年日本作詩大賞」の大賞は
秋元康さんの詩で、ジェロさんが歌った「海雪」であった。
これも四分間の歌。ひとつのドラマなのである。
それにこの歌は、大いなる余韻を残すのである。
プロは先輩の遺志を継ぎ、見事に「出雲崎」をドラマした。
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素人の私、まっちゃんにはとても無理な話なのであるが
35年前、19歳の時作った初めての演歌「女の艶歌」。は
実は、小説にしてみたいし、映画にしてみたいと
思っていた青春真っ只中の私、まっちゃんの作品だ。
その頃は夢見る夢男さんの、四分間のドラマなのである。
ブログ上で、詞を掲載し歌を流すのは2回目でありますが、
阿久さんの作詞家憲法は、実はみんなが文章家して欲しいと
望んでいたのであろうと思う、初冬の夜なのであります。
19歳の時、作った4分間のドラマ。
あと2日で50代半ばに突入する、まっちゃんが再び歌います。
最近は音程も怪しいのでありますが、4分間のドラマに
お付き合いいただければ幸いでございます。
『女の艶歌』 by masaring
①愛を夢見て 捨てられた
馬鹿な女の ため息が
きょうも 窓辺に 流れてる
ひとりの夜の 淋しさは
あんたなんかにゃ わからない
②明日はいらない 今だけが
私にとって 人生よ
街のネオンが 目に痛い
涙の星が 光ってる
恋に私は 生きたいの
③きっとこの手に 幸せを
つかんでみせるわ いつの日か
川面に映る 面影を
捨て去るために 歩きつつ
女の艶歌 うたうのよ
下手な歌もお聴きいただければ幸い。下↓をクリックしてね。
『女の艶歌。』 作詞・作曲・演奏・歌 by masaring
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【滝に打たれて50代半ばの4分間のドラマを作りましょかネ。】
※肺炎が怖い、滝行は止め。でもお酒の歌が作れる気がします。
※冒頭斑入りの椿の正式名称誰か教えてください。詞にしたいナ。
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