「ただいまご紹介にあずかりました、組合長の井浦でございます。
開会にあたりまして、共催者の福法組を代表して一言ご挨拶を申し上げます。
はじめに、みなさまにおかれましては、ご多用のところ、また、業務のあとの遅い時間にお集まりいただきましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、本日は、防災意識の向上を目的とした研修会を、昨年度に引き続き、K市様と本組合の共催により、こうして開催することとなりました。
このように、自治体と介護サービス事業者の会が共催で研修を行なうというようなケースは非常に珍しいことで、それだけK市様がわれわれ事業者へ寄り添ってくださっている証しの一つではないかと嬉しく感じております。
福法組はこれからもこの良好な関係を維持しながら、平時も、そして有事の際も、大切な利用者様と職員、そしてそれぞれの事業所が立地する地域住民の方々の安全を確保する不断の努力を、組合員のみなさまとともに続けてまいります。
このあと、市危機管理課様より講話をいただくほか、先進的な取り組みの事例を隣県K市から遠路お越しいただいた特定非営利活動法人ファミリーサポーターサンライズの町田理事長様よりご教授いただいくことになっています。
町田様には本日はじめてお目にかかりますが、法人の沿革を拝見すると、事業型NPO法人を設立して、認知症高齢者グループホームや小規模多機能ホーム、通所介護を開設・運営されているとのこと、私もそのような道を歩んでまいりましたので、個人的に親しみを感じております。なにより、同じI県グループホーム協議会の会員でもあります。
今夜は、隣県の方のお話をお聞きすることで、われわれの防災についての危機意識を新たにしていきたいと思います。
それでは、長くなりましたが、これをもちまして私の開会の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。」