このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
今日は年度末であり、決算日だ。
驚いたことに、昨年度の決算日とはまるで気分が違っている。
新型コロナ感染症に始まりコロナ禍のまま終わろうとしている今年度だが、一方で、さまざまな救済・支援メニューが創設された。
それらに対してアンテナを高く張って、果敢に取り組んだ者だけが笑顔で居れた、特異な一年だったように感じている。
同じ風景の中で漫然とあぐらをかいていた者は厳しく退場を命じられた。
それはこれからも続いて行く。
昨年度末、胸に去来したのは、紙一重でよく乗り越えたものだという寒気まじりの感慨だったが、今年度はとにかく仕事をした、という大きな手ごたえだ。
働いて、働いて、夏に体調を崩し、そのまま戻らなくなった。
でも、どこかでそれも勲章だ、と考えている万年ワーカホリックな自分がいる。
コロナ禍のステイホーム(東京都のビッグシスターはいつも上からの命令形だ)、リモートワークで、周囲にほとんど気づかれなかったのも面白かった。
ひととひととのつながりってその程度のものなのだな、とそこにも驚いている。