ニック・ロウが2001年にリリースしたシングルCD「僕等の町」のボーナス・トラックとして、シュレルズの「ママの御意見(ママ・セッド)」のカバーが収録されていた。
シンプルなアレンジが胸にしみる。
ご存知の方も多いと思うが、シュレルズはビートルズが「ベイビー・イッツ・ユー」、「ボーイズ」をカバーしたことで名を残した4人組ガールグループだ。
ニック・ロウはかつてエルビス・コステロとのデュエットで「ベイビー・イッツ・ユー」のカバー・シングルも出しており、お気に入りのグループなのだろう。
シュレルズ(1963年)
ママが言ってた
いつかこんな日が来るって
ママが言ってた
いつかこんな日が来るって
ある日街に出ると
とても素敵な気分
そして男の子に出会い
一目ぼれすることもあるって
でもママが言ってた
いつかこんな日が来るって
ママが言ってた
いつかこんな日が来るって
私は目を見開き
でもすべてわかっている
今はまだ教会の鐘が私のためじゃないことを
ママが言ってた
いつか私もお相手を見つける
私だけを見てくれる男の子を
だから他を逃しても心配ないって
ママが言ってた
いつかこんな日が来るって
ママが言ってた
いつかこんな日が来るって
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, mama said
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, mama said
One day I went walking
And everything was fine
Then I met someone
And I almost lost my mind
But mama said there'll be days like this
There'll be days like this, mama said
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, my mama said
My eyes were wide open
But all I could see
Chapel bells were ringing
For everyone but me
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, mama said
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, my mama said
And then she said one day you’ll find someone
Who looks at you this way
Then you won’t have to worry
If some get away
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, mama said
Mama said there'll be days like this
There'll be days like this, my mama said
There'll be days like this, mama said
十年七月七日の夜、独り天漢を仰ぎて聊かに懐を述ぶる一首
織女し船乗りすらし真澄鏡きよき月夜に雲起ちわたる
大伴家持
天平十年(738年)七月七日の夜、独り天の川を仰いでいささかに思いを述ぶる一首
織女(たなばた)し ふな乗りすらしまそ鏡 きよき月夜(つくよ)に雲たちわたる
訳「織姫が迎え船に乗ったのでしょう、その船の水しぶきが雲となって鏡のように清い月を覆っています。」
のちに万葉集を編む大伴家持がこの歌を詠んだ同じ夜、続日本紀によると平城宮の西池宮で聖武天皇主催の詩賦の宴が催されていた。
まだ若く、晴れの場に臨席する資格を有しなかった家持は、この宮廷行事に憧れを抱きつつ、家で一人この歌を詠んだ。
天空の広大さと年に一度のドラマ、そしてそれを仰ぎ見ている詠み手の孤独の対比がとてもよく感じられる。
軽トラックの所有歴は長く、家庭の事情で都落ちしてきた際に、まだ勤続年数が短くて雀の涙程度しか出なかった退職金で購入した10万円の中古が始まりだった。
そのあと1.2トンや2トントラックも買ったが、起業したタイミングでまた軽トラに戻り、中古を乗り継いで現在に至っている。
今所有しているのはホンダのかなり古いもの。運転席が狭く、大男の僕にはほとんど無理なレベルだが、エアコン付きだったので我慢している。
驚いたのは、バッテリー交換しようとボンネットを開けたら、ウインドウォッシャー液のタンクをいったん取りはずさなければできない構造だったことだ。不親切過ぎてめまいがした。
そんな車も車検が近づいてきて、そろそろ処分して卒業かな、と思っていたところに、ホームから例年通り七夕飾り用の笹竹をいただけないか、との依頼があった。これがあるから手放せないのだ。
今年は事業所が増えたことから昨日今日と二日に分けて、市内12か所分の刈り取りと配布を行なう。暑いキツいとこぼしながらも、利用者様と職員の大半の顔を親しく見れることで気分が浮き浮きしている自分がいる。