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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パブリック・ドメインになり公開された録音をカーステレオで聴くためには

2013年09月09日 06時04分53秒 | クラシック音楽
1960年前後のステレオ録音が、すでに著作隣接権の保護期間を過ぎてパブリック・ドメインとなり、ネット上に公開されて、誰でも自由に利用出来るようになりました。このことは、これまでジョージ・セルのスタジオ正規録音を中心に、何度か取り上げ、紹介してきたところです。ただし、自分のことで言えば、ほとんどがLPやCDですでに所有し、愛聴しているものばかりで、通勤のカーステレオで繰り返し聴く上で、なんら支障はありません。

自室では、これまで手を出して来なかった演奏家の多彩な録音を自由に聴くことができるようになり、もっぱら簡易な PC-audio で楽しんでいます。では、これらCDとしては持っていない演奏・録音を、通勤の車内で楽しむにはどうすればよいのか。現状では、CD-Rに焼くよりほかはありませんので、思い立ってやってみました。何を今更、「UbuntuLinux で音楽CDを焼く」が本日のお題です。

アプリケーションとしては、空のCD-Rを入れると自動で立ち上がる「CD/DVDの作成」ツールではなく、「サウンドとビデオ」の中から、「Brasero ディスク作成ツール」というのを使います。この中の「音楽プロジェクト」を選び、そこに曲のデータ(mp3/flac等)を drag & drop します。全部が一枚のCDに収まるように曲の組み合わせを調整してCD-Rを焼きます。



今回、作成した組み合わせは、

ダンディ:「フランスの山人の歌による交響曲」、ミュンシュ指揮ボストン響
ラヴェル:「ピアノ協奏曲ト長調」、フランソワ(Pf)、クリュイタンス指揮パリ音楽院管

で、この CD-R がなんと魅力的なことか!
ほぼ同時代のフランスの音楽が、実にぴったりと、まるで買ってきたような(^o^;)組み合わせで聴くことができます。朝、家を出て通勤の途中で聴くダンディ、夕方からしだいに日が短くなるのを感じながら耳を傾けるラヴェル。なんてピッタンコなのでしょう。思わず自画自賛です。

この方式は、記事と一緒に掲載する写真が得られにくい点だけが唯一の欠点です(^o^)/
おっと、もう一つありました。このやり方を続けていくと、やがてはCD-Rの収納場所に困るようになる、という問題もありました(^o^;)>poripori

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