電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

果樹園に2トンの堆肥を入れる

2013年09月24日 06時02分53秒 | 週末農業・定年農業
秋、果樹園では肥料を与える時期です。我が家では、亡父が育てたサクランボを中心に、週末農業でなんとか維持運営しております。ところで、草刈りや防除作業は機械でできるものの、肥料を与える作業は今のところ人力でやるしかありません。今回は、22日と23日の二日間、実際は東沢バラ公園での山形弦楽四重奏団演奏会の時間を除いて、ほぼ一日半、堆肥を入れる作業を行いました。その全量は二トン!

冒頭の写真は、およそ1トンの完熟堆肥を運んでもらったところです。このような山が2ヶ所にあります。これを、スコップで一輪車に積み、サクランボの樹の根元まで運び、ザァ~とあけて戻ります。これの単純な繰り返しです。



肥料と言っても、堆肥の場合は窒素分が中心です。これは、植物体の成長のもとになる栄養分です。光合成を行う葉をたくさんつけるには、基礎肥料として堆肥が有効です。花や実の栄養になるのは、リン酸やカリウム等です。窒素とリン酸、カリ分のバランスが重要になります。窒素過剰になると、栄養成長が優勢になり、花芽が少なく、実が早くうるんでしまいますので、堆肥を入れれば良いというものではありませんが、化学肥料だけでは土が固くなってしまいます。堆肥を入れれば土壌生物も活発に活動して土が柔らかくなり、根の環境も良くなります。肥料と言えば、やっぱり堆肥が基本です。などと週末農家が知ったかぶりをしてみました(^o^)/

慣れない力仕事で、腕も背中も腰も痛くなりますが、演奏会を楽しみに頑張りました。幸いにお天気に恵まれ、当初の予定を完遂することができました。良かったヨカッタ~(^o^)/



主人の働きぶりに敬意を表して、アホ猫もゴロニャンとすりすりして来ました(^o^)/

コメント