夏の終わりに、通勤の音楽としてしばらくヴァイオリン・ソナタを聴いておりましたが、やはりオーケストラの音を聴きたくなります。できれば、この季節にふさわしい爽やかな音楽が望ましい。さて、何がよいだろう?と探していたら、FM放送等で夏の時期によく放送されていた、ヴァンサン・ダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」が目にとまりました。おお、そうだそうだ、この曲があったと思い、自宅のPCオーディオにて、小型スピーカをミニコンポのアンプで鳴らしました。
記憶の通り、いかにも爽やかな音楽です。CD-Rに焼いて、通勤の音楽として、連日繰り返し聴いて楽しんでおります。窓を開けて、外気温が20℃くらいの風を車内に取り入れながら走ると、本当に気持ちがいい。演奏は、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団で、ニコル・アンリオがピアノを受け持っています。いわゆる昔の名盤・決定盤といった扱いのもので、廉価盤以外は手を出なかった貧乏学生には縁の薄い、レギュラー・プライスのレコードでした。1958年3月24日のステレオ録音、すでにパブリック・ドメインになっています。
楽器編成は、Fl(3),Ob(3),Cl(2),BassCl(1),Fg(3),Hrn(4),Tp(2),コルネット(2),Tb(3),Tuba(1),Timp.,Triangle,Cymb,BsDrum,Pf,弦楽五部。ただし、Fl(1)はピッコロ持ち替え、Ob(1)はコールアングレ持ち替えだそうです。
第1楽章:きわめて緩やかに~中庸の速さで、いきいきと。低音の木管による始まりの直後に出てくるコールアングレの旋律が、なんとも気持ちの良いものです。これがフルートに引き継がれ、オーケストラの高揚の中にピアノが登場するところは、大協奏曲の始まりかと思ってしまいます。
第2楽章:きわめて穏やかに、しかし遅くなく。ピアノの優しい旋律で始まります。管弦楽は、時に穏やかに静まり、また時にやや高揚します。
第3楽章:活き活きと(Anime)。ピアノが活発に同じ音型を繰り返す中で、オーケストラが堂々たる音楽を導きます。
何度も繰り返して聴いていますが、ほんとに爽やかで力強い音楽、演奏です。これまで名盤と言われていた理由が、よ~くわかりました。
記憶の通り、いかにも爽やかな音楽です。CD-Rに焼いて、通勤の音楽として、連日繰り返し聴いて楽しんでおります。窓を開けて、外気温が20℃くらいの風を車内に取り入れながら走ると、本当に気持ちがいい。演奏は、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団で、ニコル・アンリオがピアノを受け持っています。いわゆる昔の名盤・決定盤といった扱いのもので、廉価盤以外は手を出なかった貧乏学生には縁の薄い、レギュラー・プライスのレコードでした。1958年3月24日のステレオ録音、すでにパブリック・ドメインになっています。
楽器編成は、Fl(3),Ob(3),Cl(2),BassCl(1),Fg(3),Hrn(4),Tp(2),コルネット(2),Tb(3),Tuba(1),Timp.,Triangle,Cymb,BsDrum,Pf,弦楽五部。ただし、Fl(1)はピッコロ持ち替え、Ob(1)はコールアングレ持ち替えだそうです。
第1楽章:きわめて緩やかに~中庸の速さで、いきいきと。低音の木管による始まりの直後に出てくるコールアングレの旋律が、なんとも気持ちの良いものです。これがフルートに引き継がれ、オーケストラの高揚の中にピアノが登場するところは、大協奏曲の始まりかと思ってしまいます。
第2楽章:きわめて穏やかに、しかし遅くなく。ピアノの優しい旋律で始まります。管弦楽は、時に穏やかに静まり、また時にやや高揚します。
第3楽章:活き活きと(Anime)。ピアノが活発に同じ音型を繰り返す中で、オーケストラが堂々たる音楽を導きます。
何度も繰り返して聴いていますが、ほんとに爽やかで力強い音楽、演奏です。これまで名盤と言われていた理由が、よ~くわかりました。