電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

東根市六田の「清居」で麩懐石料理を食べる

2014年08月05日 06時04分59秒 | 散歩外出ドライブ
満86歳の元気老母が、女学校時代の仲良し同級生と一緒に岩手まで旅行しています。毎日台所に立つ妻の慰労に、お昼には食べたことのないものを食べようと、東根市六田の斎藤文四郎製麩所が開いている、麩懐石料理処「清居(せいご)」に出かけました。13時の予約にほぼ時間通りに到着し、すぐご馳走をいただくことができました。




メニューは季節により変化するようですが、今回は暑い季節むけのもののようです。まずは、冷たく冷やした「梅ジュース」から。先付は生麩の和え物です。



続いて、芭蕉盛り合わせ。



お吸い物のふたを取って写真を撮るのを忘れてしまいましたが、こちらも生麩をアレンジしたもので、たいへん結構でした。



続いてお造りです。



雲片は美しく見事なあんかけです。



酢の物は、ちょこんとラズベリーが乗っています。



煮物は、焼き麩と季節の野菜をアレンジしたもの。



香の物は、梅酢に漬けたたくあんでした。



ご飯の代わりに、グルテンの冷たいうどんと山菜のミズ、それに当地の名物エゴ。タレには揚げ麩が浮かんでいます。



最後のデザートは、生麩まんじゅうとアイスクリームを選べます。今回は麩饅頭を食べることにしました。お抹茶と生麩饅頭です。





いや~、すっかりお腹がいっぱいになりました(^o^)/

だいぶ前に、上山市でコンニャクづくしを食べたこともありますが、こちらは生麩や焼き麩、揚げ麩など食感上のヴァリエーションも多く、単調さはありません。季節の素材をうまく生かし、見た目も美しく、味も食感も多彩な懐石料理を堪能しました。お値段は 3,000円でしたが、充分に満足できました。

ちなみに、こちらは製麩所のようす。




県道からの入り口付近はお店になっており、トイレや井戸があります。こんな感じです。








道路向かいも奥山製麩所というお店で、こちらもだいぶ土産物を求める観光客らしい車が駐車しておりました。

コメント