書棚の整理をしていたら、昔の文房具関連の文庫本を見つけました。その中の一冊、昭和61(1986)年刊の新潮文庫で、市浦潤著『文房具~知識と使いこなし』を読みました。付いている帯を見ると、当時の新潮文庫のキャッチフレーズは「想像力と数百円」というもので、本書は480円でした。
内容は、二つの柱からなります。
第1の柱は、いわばカタログ編で、代表的な製品をカラー写真で紹介するものです。コンピュータが個人に普及する以前の話ですので、ロットリング等の製図ペンの項目があるのに、クリアフォルダが紹介されないなど、今から見ると時代を感じてしまいます。
第2の柱は、いわば著者がアメリカン文具スタイルを中心とするようになった私的な経緯を述べながら、アメリカン文具の合理性と魅力、アメリカン文具を通して見た働き方のスタイルなどを紹介するものです。
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うーむ、あらためて、約30年前には、クリアフォルダというのは普及していなかったのだな、と思い至りました。現在は、クリアフォルダというのはたいへん重要なビジネス文具の一つになっていると思いますが、意外に普及の歴史は新しいのかもしれません。
内容は、二つの柱からなります。
■第1の柱:数ある文房具の中から選んでみると
鉛筆、シャープペンシル、レッドホルダー、シャープナー、万年筆、ボールペン、マーカー、シリーズ筆記具、色鉛筆、ポーラスポイントペン、テープ&ディスペンサー、消しゴム&修正液、カッター&はさみ、クリップ、製図ペン、定規&コンパス、ノート、バインダー、ステープラー、椅子、手帳
■第2の柱:僕が出会った文房具たち、そして
戦後、文房具がアメリカを運んできた
アメリカへ留学して、多くの文房具に接した
アメリカのオフィスで働き始めた
第1の柱は、いわばカタログ編で、代表的な製品をカラー写真で紹介するものです。コンピュータが個人に普及する以前の話ですので、ロットリング等の製図ペンの項目があるのに、クリアフォルダが紹介されないなど、今から見ると時代を感じてしまいます。
第2の柱は、いわば著者がアメリカン文具スタイルを中心とするようになった私的な経緯を述べながら、アメリカン文具の合理性と魅力、アメリカン文具を通して見た働き方のスタイルなどを紹介するものです。
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うーむ、あらためて、約30年前には、クリアフォルダというのは普及していなかったのだな、と思い至りました。現在は、クリアフォルダというのはたいへん重要なビジネス文具の一つになっていると思いますが、意外に普及の歴史は新しいのかもしれません。