電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

印刷物を依頼した帰りに行きつけの書店へ

2020年04月15日 06時01分41秒 | 散歩外出ドライブ
新型コロナウィルスの影響で、先祖の遺産として総代を続けている某寺の総会も中止になりました。ただし、総会資料の配布は必要ですので、職場の帰りに簡易印刷製本を依頼してきました。ついでに行きつけの書店に立ち寄り、お客が少ないのに驚きながら、とりあえず次の雑誌と本を購入。


  • NHK『きょうの料理』4月号
  • 加藤浩子『オペラで楽しむヨーロッパ史』(平凡社新書)
  • 鵜飼秀徳『仏教抹殺〜なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』(中公新書)

自分で作る料理は楽しく、NHK『きょうの料理』は面白いです。
『オペラで〜』は、これまでヴェルディやバッハの本などで親しんできた加藤浩子さんの本(*1)ですから、これは読みたい。『仏教抹殺〜』は、明治の廃仏毀釈というバーバリズム(*2)への興味と言うよりも、島津製作所の前身が仏具製作の職人だったことや、廃仏毀釈で大打撃を受けた仏教寺院からの注文が激減して、仏具製造から理化学機器へ転身したあたりの事情が知りたいというものです。なかなか興味深い内容のようです。

(*1):絶版になる前に〜『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』のこと〜「電網郊外散歩道」2006年7月加藤浩子『ヴェルディ〜オペラ変革者の素顔と作品』〜「電網郊外散歩道」2017年7月など
(*2):寒河江市「慈恩寺の美仏と阿弥陀仏たち」展を観る〜「電網郊外散歩道」2015年7月
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