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【なるせ音楽教室】

愛されている教室のピアノ、買い替え反対運動

2015-02-16 | 音楽いろいろ・ちょっと言いたいだけ~

 

年末に昭和63年から27年間連れ添ってきたピアノをそろそろ買いかえようかと思案していたところ

母が亡くなり、せめて忌明けまでまってまた考え直そうかと思っていたら

このピアノで育った教室の古い生徒さんから猛反対を受けた。

 

確かに外見はとてもきれい

数年前にはハンマーをすべてレンナー社のものに入れかえオーバーホール。

 

でもね ピアノの買い替えなんて、確かにお金はいるけれど

主人を乗り換えるわけでなく(笑)考えようではあっさりいけるものと思っていた。

 

買いかえのときはその古い生徒さん( ボスと呼ばれる大御所)に運搬費用だけで

プレゼントする約束をしていました。

しかし現在、グランドをピアノを置くスペースが確保できないらしく

引き取れないと下取りに出すことに。そうなれば

このピアノが誰の手に渡るかわからない。

 

そしてそのボスの連れ合いが、

教室のピアノをずっとメンテナンスしてくれている黒田さんときたものだ。

 

昨日は、たんぽぽルームの小さいグランドピアノの調律に来てもらっていた。

そのときに

一緒に浜松の竜洋工場まで選定に行ったではありませんか

(楽器店の社長と朝早くから工場へ高速を飛ばしました)

それからずっとメンテナンスしてきて

愛着があるのでさびしい、もったいないと訴えられる。

たしかに、私も受験期、音大時代に親に買ってもらったグランドピアノより

自分で買った今のピアノのほうがずっと愛着ある。

ずっと同じ技術者に年4回いや もっとかな 少し気になるところがあったら

すぐに来てもらい、常に良い状態に保ってきました。

 

 

前日、電話でたんぽぽルームの調律依頼の話のときに

買いかえの話題を出したら、いままでは私の話にはとことん付き合ってくれてたはずの黒田さんが

私の話をさえぎってまで 「その件は明日ゆっくり話を聞きます」とまで言われた

その明日が昨日のタンポポルームの調律時。

 

買いかえ反対は 大人の生徒さんを中心に

統括までいっちょ噛んでいたとか。

夕方になると 黒田さんの奥さん(つまりボス)まできて

それはこれはの、現在のピアノの維持の説得作戦になった。

「先生が買いかえるかもしれないと 主人に話すと 主人はボーゼンとして

しばらく仕事に手がつかなかった」とか・・・ほんまかいな。

 

 

でた結論。

月末に、音楽ホールの保守点検と同じように

ピアノを細部までバラして、

ふだんしないところまで、まる3日間かけて

良い状態にすることに。

 

ピアノのコンディションがなんか良くないと私の気持ちが買いかえに動くから

さて、まる3日間でどうピアノがかわるか楽しみです。

 

こうなると 引退の日まで今のピアノかな。

ということは、私より先に引退はしないで下さいね。

 

手を加えて大事にすると長持ちするのが

アコースティック楽器ですから。

 

そういや 話はがらっと変わるけど

母の遺品の足踏みミシン、アンティーク価値があるし

統括がもったいないからを置いといてといったものですから

ベルトを直しに来て下さいよ。ベルトだけ張り替えたらまた使えます。

ベーシスト統括はミシンも扱えるのですよ。知ってた?

 

 

さて 春には新しいプレイルームもできるし

先週見積もりに来てもらいました。

 

いろいろあって 楽しい教室です。

その前に確定申告を完成させなきゃ。