すっかり秋らしくなった抜けるような青空の日曜日、
姫路の
南風会サロンでありました
眞田 彩さん ヴァイオリンリサイタル
ピアノ 寺嶋 千紘さんのコンサートに行きました。
歯医者さんの2階にあるサロン会場は知っていましたが
実際に行くのは初めてです。
ヴァイオリンもソロコンサートは学生のとき以来聞いたことがなかったので
壬生娘のお腹の子の胎教にもよいかと、二人で行ってきました。
ヴァイオリニストの眞田さんの演奏に娘と二人で惹きつけられました。
ヴァイオリンのことは全く知らないのですが
作曲家や曲想にあった細やかな息づかいと
活き活きした音色、澄んだピアニシモの音色で
お名前のように彩り、多彩なヴァイオリンで飽きることなく最後まで聞かせていただきました。
ピアニストの寺嶋千紘さんは、ヘルマンハープつながりのpiyoさんのお嬢さん。
2年前の帰国リサイタルで繊細であの細身からでる大胆な音色を楽しみしていましたのに・・
のに・・・ってピアニストが悪いのではなくて
ピアノが夏バテをしておりました。残念。
フルコンサートピアノが夏バテでした。
私たち娘と二人は、ピアノは弾けなくてもというより、弾けないからこそ
調律に助けられる部分が多くありますので、調律(ピアノの音)にうるさい親子なんです。
自分が出せない音を調律師に頼んで調整してもらう調律師泣かせなので。
あの動きから、あのピアニシモからはこんな音が出るはずと
脳内変換してきいておりました(器用でしょ)
つくづくヴァイオリニストは自分の楽器を持ち運べるからいいなぁと思いました。
ピアニストは会場のピアノで最大努力をするのが宿命なんですね。
今度、姫路でこんなときは お土産にお菓子はやめて
調律をプレゼントしたいくらいです。
話がだんだんそれていきます。
しかし胎教はバッチリでした。
私もピアノの夏バテ以外はとても楽しめました。
大きなソナタとか コンチェルトでなくて(そうだったら 退屈してたかも)
今まで聞いたことのない作品や、有名な曲を
ロシア、西欧、東欧折りまぜてヨーロッパめぐりをして最後のハナミズキで
日本に帰ってきた、音楽によるお国めぐりができて楽しかったです。
しかし、休憩時にピアニスト本人さまでなく「ママにどうぞ」とさし出す変な人、
コンサート終了後、ピアニストをつかまえて「弾きにくかったでしょうなんて言い出すのは
たぶん「どこのおばさん?」とびっくりされたと思います(笑)(反省)
そういえば うちのピアノも夏バテしてます。
早々に調律を頼むことにしましょう。