黒猫ジジィの毎日にゃん!教室のみなさんとジジィを紹介   

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【なるせ音楽教室】

シルフィの鈴

2022-10-10 | サバトラのシルフィ

 

シルフィが交通事故で亡くなってから2週間。

教室控室のシルフィ祭壇には、きれいなお花や

大好きだったちゅ~るを絶えることなく

供えて頂いています。

ありがとうございます。

 

レッスンではシルフィの思い出話になり

皆さんとともに、悲しい気持ちを分かち合っていただき

私の気持ちは随分と落ち着いてきています。

 

話しは変わりますが

9月のはじめくらいから

ブログが「オンライン日記」なら

自分で字を書かないとボケるかもと

「オフライン日記」早い話、

普通の紙に書く日記も始めていました。

その紙の日記には早い時期に書いたのですが、

ここにも書きます。

 

ちょっと、酷いというか、厳しい内容になるかもしれません。

お許しくださいね。

 

9月25日(日)の午後、庭にいたよの目撃情報を最後に

9月28日(水)午前中に、道端(中央分離帯付近)に

動物の死体らしきものがあると

Rママがわざわざ仕事の途中に知らせてくれた。

はっきり見えたわけじゃないけれど

おそらく、シルフィかもと、玄関呼び鈴を押してくれた。

私も、おそらくシルフィだろうと確信をもって

かごとシーツをとりあえず持って

現場近くまでママに連れて行ってもらいました。

 

現場にいた時間は5分もなかっただろうけれど

とても長く感じられました。

 

大きさからといい

汚れていたけれど縞模様といい

シルフィしかない。

顔の特徴は判別できず

唯一左前足の特徴色の肉球で確認。

 

横たわったまま身体は腐りかけ

死臭が漂い、ハエが何匹もたかっていた。

正視できなかった。

でも連れて帰りたかった。

全体がずぶぬれだったから

おそらくお天気の良かった

日曜夜には車にはねられ、

月曜は午後から大雨だったので

濡れたままになっていたのでしょう。

そして火曜と水曜は気温高めの晴天。

よく、道の真ん中でなくて(3車線の幹線)

中央分離帯のそばで少し木々の陰になるところで

4日間も誰にも通報されずに

(もし通報されていたら、一般ごみとして回収され

燃やされる。)

よくぞ、こんな正視できない状態でもいてくれたと

悲しくて悲しくて悲しくて涙があふれながら

嬉しかった。飼い主が遺体を回収できたのだから。

 

「人間の孤独死なら どんな遺体の状態なんだろう猫どころではないよね

海に沈んで遺体にすら対面できない遺族はどんな思いをするのだろう

猫どころではないよね」そんな思いが一瞬に沸き上がった。

 

連れて帰らなきゃ・・・それだけの思いで

持参していた白いタオルをかけ

パッドタイプのシーツをかぶせ

上から巻き込むように抱きかかえた。

亡くなる前日にたまたま測った体重は5.5キロ。

私は持てるのだろうか

もっと重く感じられた。

とりあえず詰め込んだ。

死後硬直は解けてぐったりしていたようだ。

 

自宅までの200mが長くもあり短くもあり。

予期していた死なら、きれいな箱も用意していたのに・・・

予期していた死なら、ペット個別火葬も考えたのに・・

そんなこと言ってられない

はやく、斎場でペット合同火葬に連れて行かなきゃ・・

それだけを考え、宅配荷物の段ボール箱を再度組み立て

バスタオルを敷いて、そして籠から

段ボール箱に移し替える時、

ちゃんと ゆったりと寝かせてあげたい、

頭はどこ?足はどこ?

くるんでいるからわからない。

でも正視できない。

首輪でも遺品としてほしい。

どうすればいいのと思いながら

せめて少しでも楽な格好で入れてあげたかったが

無理やり押し込んだのかもしれない

箱に移し替え用ようと持ち上げたそのとき

鈴がポロンと落ちました。

首輪にしっかりネームのチャームと鈴とが

金属の輪っかとともに通してあったはずなのに・・。

 

シルフィが私の気持ちを分かってくれたのか

最後の最後に落としてくれたのだと思う。

 

ありがとうシルフィ。

 

みんなが祈ってくれているから

もう猫の天国で自由にしていると思う。

 

 

 

 

 

 

 

明日10月11日は黒猫ジジィが教室に来てちょうど6年。

人間にしたら40歳のおじさん。

 

ジジィは私のそばにべったりくっついてくれています。

 

しばらくは シルフィの思い出話になるかもしれません

ブログはしばらく休もうかと思いましたが・・・

   

どうみても

おっさん顔ジジィです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まさき様 (narusemusic)
2022-10-20 09:50:04
コメントありがとうございます。
レッスン前に読みました。
涙と鼻水でくしゃくしゃの顔で
仕事をしていました。

もうとっくに天国で
のびのびとしていることと思います。
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Unknown (まさき)
2022-10-13 13:14:37
今回は、悲しくて、切なくて、涙が出ました。
あの可愛かったシルフィが……
シルフィが警察署や交番に保護されていたので心配していたんですが、やんちゃ坊主で闊達なシルフィなので、家に閉じ込めておくのは、可哀想でしたね。
シルフィは楽しい冒険の真っ最中に事故にあったんですね。
だから、楽しい気持ちのまま、天国に召されたと思います。
天国でシルフィはこう言っているはずです。

母ちゃん、迎えに来てくれてありがとう。嬉しかった!
楽しかったよ。幸せだったよ。
天国から母ちゃんのこと応援しているよ。
母ちゃん、頑張れ!
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