(琉球新報12月19日)
今朝の親川裕子さんの論評は、法律専門家の論評とはまた異なる沖縄の位相を、国際世論へも訴える論拠が展開されていて読み応えがあった。米軍基地と地位協定、女性差別的性加害の実態を含め、県民大会が、単に、米兵による未成年者暴行事件への抗議だけではなく、積年の沖縄、日本、アメリカの構造的暴力装置への掘り下げになっている。是非大会に参加したくなった。
親川さんはすごい論評を書かれている。彼女のように視野が深い女性研究者の声は多くの方々に届いてほしい。
弁護士や法律研究者は法律の問題を指摘したが、構造的な政治・軍事・経済を含め、日本政府、アメリカ合衆国の問題を指摘することはできなかった。
しかし多極的に表象的に見える現象の歴史の現在を見すえる必要があること~、これは無意識・意識的にこの島に住む多くの住民が感じていることかと推測できる。
身近にある日常ゆえである。上空のステルス戦闘機がうなっている日常でもある。先島では軍事化が苛烈に進んでいる。琉球諸島全体が軍事的防波網になっているのだ~。
仕掛けられる戦争の犠牲は“NO!”
紙面の県民大会のタイトルは防止が抜けていますね!おかしいと思いつつ、そのまま掲載していました。