志情(しなさき)の海へ

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「復帰子!最後の闘い」、若者のコメントです!

2011-12-01 09:17:55 | 沖縄演劇
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この演劇を見終わった直後の感想は、正直なところ「良く分らない」だった。
「あの場面はどういうことだろう?」
「あのセリフの意図はなんだ?」
「あの単語ってどういう意味?」
といった感じで頭の中に?(はてな)マークがいくつも浮かんできて、モヤモヤとした感情を解消できぬまま、家に持ち帰った。

しかし、である。
モヤモヤしたにも関わらず、私は2日後には「もう一度見たい」と思ってしまっていたのだ。

なぜだろう。

自分でもまだ分っていないが、もしかしたら「復帰っ子」の世界に入り込めなかった悔しさを晴らす為かもしれない。
“復帰っ子”や“復帰”を経験した世代には理解できるであろう話題や単語、ギャグについて行けず、平成に代わる少し前に生まれた自分だけが取り残されているような気分で、周りがギャグに笑えば笑うほど悔しかった。

悔しさを晴らすためには「復帰っ子」世代や当時の時代背景などを理解しなければならないだろう。
幸い、この演劇には「復帰っ子」世代(特に男性)がときめく映画のワンシーンやセリフ、またハマった歌などが盛り込まれており、そこに彼ら「復帰っ子」を理解できるヒントがあるような気がする。

あいにく、公演は終了してしまったが、もしもう一度公演する時がきたら、必ず見ようと思う。
上司に嫌われたしがない刑事と、お調子者で俳優の犯罪者。
立場がほぼ正反対の「復帰っ子」二人と万引き少女が繰り広げる世界に、次こそは入り込みたい。

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ゆみかの感想です!


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