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「昔子守節」の『乙姫』や『うない』の舞台を見たことがあるので、なぜ嘉陽田さんがあえて女性の「男芸」の魅力が楽しめる作品に挑むのか、ちょっと気になります。男による男芸なら全員男は男で演じる方がいいですね。
それからこれは主題歌が魅力的ですね。「劇団乙姫」は女性だから演じられる作風を独自に打ち立ててきていますね。女性が男芸を鍛えるには厳しいところがあります。女性による三枚目や老人役をどう演じるか、単に二枚目だけではなく、成人男性の役、悪役と、蝶よ花よではなく役柄への挑戦も厳しく、女性ならではの役作りは試練の中での試みでもあるのですね。
そこを歌劇や幻想的な作風で独特な型を生み出してきたのですね。「宝塚歌劇団」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E6%AD%8C%E5%8A%87%E5%9B%A3は会社として組織的に仕組まれた作風ですが、当初レビューとして過少評価されていた『宝塚』は多くの研究書も出されていますね。特異は女性だけの劇団、舞台の魅力は何なのか?ですね。
**********以下一部ウィキピーディアから転載*********
宝塚歌劇団(たからづかかげきだん、英: Takarazuka Revue Company)は、兵庫県宝塚市に本拠地を置く歌劇団。
阪急電鉄の一部門であり、阪急阪神東宝グループのエンターテイメント・コミュニケーション事業運営であることから、運営は阪急の直営であり、阪急電鉄創遊事業本部歌劇事業部が行っている。このため、歌劇団員は阪急電鉄の従業員となっている。
理事長は小川友次。
1914年に初の公演を行って以来、今日も人気を集める未婚の女性だけで構成された歌劇団である。現在は花(はな)・月(つき)・雪(ゆき)・星(ほし)・宙(そら)の5組と、いずれの組にも所属しない専科に分かれている。「宝塚」[3]「ヅカ」[4]などと略して呼ばれることも多い。
宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と、東京宝塚劇場(東京都千代田区)を中心に公演を行っている。また、中劇場の宝塚バウホール(宝塚市)も所有。2002年7月より、劇場中継や公演案内を中心とした専門チャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の東経110度CS放送が行われている。
創設の当初から「老若男女誰もが楽しめる国民劇」を目指し、日本で初めてレヴューを上演した劇団として、一躍有名になった。現在も、健全かつどの世代の人が見ても楽しめる演目を中心に、芝居(ミュージカル)やレヴューを上演し続けている。ジャンルは古今東西を問わず、歴史劇、ファンタジー、そしてSFまで多岐にわたる。
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乙姫劇団 → 1949(昭和24)年に沖縄民政府の許可を得て結成。団長は上間郁子(うえま・いくこ、1906~1991)。琉球歌劇で大人気を得、多くの女優が誕生した。2代目団長間好子の死後間もなく2001年11月、閉団を決めた。最終公演は02年5月。『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行
劇団うないは沖縄独自の沖縄芝居の中でも琉球歌劇、幻想的な歌舞劇をメインに沖縄くとぅば(うちなーぐち)で上演されていますね。
以下サイトから転載です!http://fields.canpan.info/organization/detail/1143432100
この中味にもっと付け加えたいですね。詳細はまたですね!
「劇団うない」の前身は、「乙姫劇団」である。伝統の歌や踊りを総合芸術としてみごとに実現し、戦後50年続いた「乙姫劇団」は、団長間好子(沖縄県文化功労者表彰、沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)の死去に伴い、幕を閉じたが、その遺志を継いで、平成16年、乙姫劇団副団長の兼城道子(沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者)が「劇団うない」を設立した。琉球歌劇に「乙姫あり」と言われた伝統を守り、その至芸を今も伝えている。
初代団長故兼城道子の跡をついで、平成21年10月、中曽根律子が2代目団長を就任。昭和54年琉球新報主催「琉球フェスティバル」への参加。平成2年文化庁主催「第6回東京3百人劇場」、平成5年沖縄県主宰「第48回 沖縄伝統芸能」に参加するなど、芸歴も50年を迎える。 |
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団体の目的
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劇団「うない」は、伝統の歌、舞踊、沖縄方言が織りなす総合芸術である「琉球歌劇」(沖縄芝居)を継承し、後世に伝えていくとともに、もって、沖縄の伝統芸能を広く知らしめる機会を創出し、その発展に寄与することを目的として設立する。
劇団うないの団員は、琉球舞踊の教師の傍ら、琉球歌劇の保存継承を目的に、取り組んできた。しかし、劇団の運営、自主公演の実施など、各団員に対する負担も大きくなり、やがて年4回行ってきた定期公演は行わず、不定期に公演を実施している。 しかし、沖縄県主催による伝統芸能公演には、毎回選ばれるなど、高い評価は得ている。 |
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団体の活動・業務
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団体の過去2年間の活動実績は、以下のとおりです。
平成22年2月16日 沖縄県主催伝統芸能公演 「割符」 平成21年9月15日沖縄交通安全協会チャリティー公演 平成21年10月25日 劇団うない5周年記念公演 「月城物語」 平成21年7月19日 あしびなー公演(後援沖縄市) 「月夜の人生」 平成21年4月12日 NHK沖縄の歌と踊り 「美人の妻、情けの妻」 平成21年3月22日 新春後援 「女身ぬ思い」 平成20年3月22日 国立劇場おきなわ主催公演 平成20年3月14日 県主催かりゆし芸能公演「中城情話」 平成19年11月28日 文化庁主催あしびなー公演「金の鶴」 |
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現在特に力を入れていること |
劇団うないの使命は、沖縄の民謡(歌)、琉球舞踊が織りなす総合芸術である「琉球歌劇」を後世に残していくことを最大の使命としている。琉球歌劇(沖縄芝居)の楽しみを県内地域やその他の地域でも積極的に公演し、できるだけ多くの観客と分かち合いたいと考える。我々は、これまで受け継がれてきた伝統を継承しつつ、活力、斬新性、及び多様性を通じて、世界に誇る琉球歌劇の伝統を未来につなげていくことを事業内容とする。上演内容には、沖縄の歴史、風俗、伝統舞踊等沖縄の伝統文化が凝縮されていおり、とりわけ、失われつつある「沖縄言語」が鮮明に残されていることである。このようなまさに「世界に誇る沖縄の財産」として、「琉球歌劇(沖縄芝居)」を当劇団は、保存継承し、多くの人に見てもらうために、「琉球歌劇」を鑑賞していただき、特色ある沖縄の文化芸能に触れてもらうことで、沖縄の伝統芸能のすばらしさを伝えていきたい。
沖縄では、伝統的に「芸能でおもてなし」を行ってきた。本県の基幹産業である観光産業としても、戦略的に重要なファクターとなっているのが「おもてなし」の心である。今の時代だからこそ、オリジナリティのある地域固有の文化こそが地域ブランド戦略上、最も重要な要素であり、「琉球歌劇」の充実・活性化が求められている。沖縄のために貢献できるよう務めていきたい。 |