虚飾のない自然の素の姿に唄に祭祀にただ涙がこぼれるほど感銘を受けた。今から10年前のドキュメント映画だが、祈りの唄に魂の響きに感じ入った。
映画『スケッチ・オブ・ミャーク』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=4oF7r8tU8OY
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現在沖縄市のミュージックタウン音楽市場で公開中です！ぜひご覧ください。9月13日、友人と二人で観ましたが、観客は二人だけで、贅沢な時間を過ごしました。何がいいかと言うと、自然の神々と向き合う宮古島の祭祀をになう女性たちの虚飾のない人間の素の姿、そこから溢れてくる思いが唄になって、心に深く、深く染み渡ってきました。気取りのなり宮古のオバーたちの姿も貧しかった、厳しかったであろう島の風土も同時に迫ってきます。この赤土の島の人々が人頭税に苦しめられながら、粗末な住居に住みながら、台風に襲われながら唄ってきた唄、途切れることなく御嶽に祈ってきた祈りの姿は、ただ尊いものに感じられます。このようないわば魂の唄、ソールミュジックの存在は、虚飾と人工美にあふれる都会やネットの世界の対局にあるようです。今生きることに悩んでいる人々、疲れている人々にとってこの映画を観ることによって、心が澄んでくるのではないでしょうか。母なる地球、この惑星の自然と向き合うことの大切さが迫ってきます。2度、3度と観たい影像です。
Music Town Cinema 「スケッチ・オブ・ミャーク」 8/3(月)～10/2(金)
Music Town Cinema
ミュージックタウン・シネマ
「スケッチ・オブ・ミャーク」 8/3(月)～10/2(金)
作品紹介
沖縄県宮古諸島。ここに沖縄民謡と異なる知られざる唄がある。それは、厳しい島での暮らしや神への信仰などから生まれた「アーグ」と「神歌」だ。その唄は宮古諸島に点在する集落の中でひっそりと歌い継がれてきた。特に御嶽での神事で歌われる「神歌」は、やむことのない畏敬の念をもって、数世紀に渡り口承で熱心に伝えられたものである。
ことは音楽家の久保田麻琴が、島でそれら貴重な唄に出会ったことに始まる。本作は、その唄を生んだ人々の暮らしを追うなかで、失われようとしている根源的な自然への怖れと生きることへの希望を見出したドキュメンタリーだ。監督の大西功一は、秘められた島の神事を追い、生活と信仰と唄がひとつだった時代を記憶する最後の世代である老人達を温かく見守りながら、かつての島の暮らしをスクリーンに鮮やかに浮かび上がらせた。
Copyright 2011 Koichi Onishi. All Rights Reserved.
http://sketchesofmyahk.com/
作品情報
日本/2011/104分
監督
大西功一（製作、監督、撮影、編集）
出演
長崎トヨ
高良マツ
村山キヨ
盛島宏
友利サダ
本村キミ
ハーニーズ佐良浜
浜川春子
譜久島雄太
宮国ヒデ
狩俣ヒデ
嵩原清
久保田麻琴（原案、監修、出演、整音）
上映時間 9/10(木)〜10/2(金)
9/10(木) 19:30
9/11(金)・12(土) 休映
9/13(日)〜15(火) 18:00
9/16(水) 休映
9/17(木)・18(金) 18:00
9/19(土)〜23(水) 休映
9/24(木)・25(金) 13:00
9/26(土)・27(日) 休映
9/28(月)・29(火) 13:00
9/30(水) 休映
10/1(木)・2(金) 13:00
映画『スケッチ・オブ・ミャーク』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=4oF7r8tU8OY
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現在沖縄市のミュージックタウン音楽市場で公開中です！ぜひご覧ください。9月13日、友人と二人で観ましたが、観客は二人だけで、贅沢な時間を過ごしました。何がいいかと言うと、自然の神々と向き合う宮古島の祭祀をになう女性たちの虚飾のない人間の素の姿、そこから溢れてくる思いが唄になって、心に深く、深く染み渡ってきました。気取りのなり宮古のオバーたちの姿も貧しかった、厳しかったであろう島の風土も同時に迫ってきます。この赤土の島の人々が人頭税に苦しめられながら、粗末な住居に住みながら、台風に襲われながら唄ってきた唄、途切れることなく御嶽に祈ってきた祈りの姿は、ただ尊いものに感じられます。このようないわば魂の唄、ソールミュジックの存在は、虚飾と人工美にあふれる都会やネットの世界の対局にあるようです。今生きることに悩んでいる人々、疲れている人々にとってこの映画を観ることによって、心が澄んでくるのではないでしょうか。母なる地球、この惑星の自然と向き合うことの大切さが迫ってきます。2度、3度と観たい影像です。
Music Town Cinema 「スケッチ・オブ・ミャーク」 8/3(月)～10/2(金)
Music Town Cinema
ミュージックタウン・シネマ
「スケッチ・オブ・ミャーク」 8/3(月)～10/2(金)
作品紹介
沖縄県宮古諸島。ここに沖縄民謡と異なる知られざる唄がある。それは、厳しい島での暮らしや神への信仰などから生まれた「アーグ」と「神歌」だ。その唄は宮古諸島に点在する集落の中でひっそりと歌い継がれてきた。特に御嶽での神事で歌われる「神歌」は、やむことのない畏敬の念をもって、数世紀に渡り口承で熱心に伝えられたものである。
ことは音楽家の久保田麻琴が、島でそれら貴重な唄に出会ったことに始まる。本作は、その唄を生んだ人々の暮らしを追うなかで、失われようとしている根源的な自然への怖れと生きることへの希望を見出したドキュメンタリーだ。監督の大西功一は、秘められた島の神事を追い、生活と信仰と唄がひとつだった時代を記憶する最後の世代である老人達を温かく見守りながら、かつての島の暮らしをスクリーンに鮮やかに浮かび上がらせた。
Copyright 2011 Koichi Onishi. All Rights Reserved.
http://sketchesofmyahk.com/
作品情報
日本/2011/104分
監督
大西功一（製作、監督、撮影、編集）
出演
長崎トヨ
高良マツ
村山キヨ
盛島宏
友利サダ
本村キミ
ハーニーズ佐良浜
浜川春子
譜久島雄太
宮国ヒデ
狩俣ヒデ
嵩原清
久保田麻琴（原案、監修、出演、整音）
上映時間 9/10(木)〜10/2(金)
9/10(木) 19:30
9/11(金)・12(土) 休映
9/13(日)〜15(火) 18:00
9/16(水) 休映
9/17(木)・18(金) 18:00
9/19(土)〜23(水) 休映
9/24(木)・25(金) 13:00
9/26(土)・27(日) 休映
9/28(月)・29(火) 13:00
9/30(水) 休映
10/1(木)・2(金) 13:00
