志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

リテラです!→ ≪安倍政権がこのまま続けば、まさに⾃衛隊が“政権の弾圧装置”と化して、国⺠に銃⼝を向けるという事態も起こりなりかね ないのだ。≫

2018-04-29 10:24:47 | 日本の過去・現在・未来

      (公園のコスモス)

最近リテラの記事が面白い!ネットでは匿名性の潮流ができていて、ネットニュース≪記事≫でも傾向がある。その中でリテラはまだ問題の本質に切り込んでいるように見える。勿論、どのメディアにもポリシーがあり、それなりの指針で言葉の表出はなされているのは当然だ。問題は読者がどう判断するかだろう。今の所、リテラが追跡し、分析する記事は悪くないと考えている。

「国⺠の敵」罵倒の⾃衛隊三佐の弁明で明らかになった“クーデター”よ り恐ろしい事態! ⾃衛隊で進む“安倍私兵化”

 やっぱりと⾔うか、なんと⾔うか。⾃衛隊統合幕僚監部に所属する三等空佐の“「国⺠の敵」罵倒問題”で、ネット右翼が⺠進党の⼩⻄洋之参院議員を 「捏造」「嘘つき」「国賊」と炎上させている。  周知の通り、防衛省が24⽇に発表した調査の中間報告によれば、この幹部⾃衛官は⼩⻄⽒に向かって「⽇本の国益を損なう」「気持ち悪い」などと罵倒 したことは認めた⼀⽅、「お前は国⺠の敵だ」との発⾔については否定したという。これを受けていま、ネトウヨたちがこんなふうに騒ぎ⽴てているとい うわけだ。

〈⾃衛官は国⺠の敵とは⾔ってないみたいで⼩⻄の捏造嘘でした。〉 〈「国⺠の敵」発⾔は⼩⻄の捏造らしい 正確には「国益を損なう」〉 〈息を吐くように嘘をつく⼩⻄某の⾔葉の信⽤度は「ゼロ」%です〉 〈ほんまクズ、嘘吐き⼩⻄洋之〉 〈⼩⻄⽒はその場で和解したと安⼼させ翌⽇政争の具に供した。⼩⻄よ、あなたは国賊だ〉  ネトウヨ連中のいつものやり⼝ではあるが、それにしてもこいつら、ことの重⼤性がまったく分かっていないらしい。

 だいたい、実⼒組織である⾃衛隊の幹部⾃衛官が、国会議員に対し敵意をむき出しに⼝撃したことは事実で、そのこと⾃体が極めて異常なのだ。⼈々を 殺傷、制圧可能な部隊を指導する⽴場の者が、選挙で選ばれた政治家を誹謗中傷する。この意味は、暴⾔の銃⼝を⼩⻄議員だけでなく有権者たる国⺠に向 けているのと同義だ。  そこをネグって⼩⻄がどうのこうのとほざくのは、まあ、ノーテンキというか、それこそ連中の⼤好きな⾔葉を借りれば「平和ボケのお花畑」ってやつ だろう。  そのうえで⾔うが、今回、防衛省が三佐本⼈から聞き取ったという供述の内容には、客観的に⾒て不⾃然な点がいくつもあった。さらに、その不⾃然さ を差し引いても、この幹部⾃衛官の話ぶりからは、むしろ「国⺠の敵だ」発⾔よりも何倍もヤバいとしか⾔いようがない、“劣化した⾃衛隊”の現実がダダ 漏れになっていたのである。 罵倒問題の⾃衛隊三佐「国⺠の敵と⾔ってない」という弁明の明らかな⽭盾  どういうことか。

まず、供述内容によると、幹部⾃衛官は国会議事堂近くをランニング中、偶然いた⼩⻄⽒を追い抜く際に顔が⾒え本⼈と確信。交差点 で⾚信号を待っているときに⽬が合って、会釈した⼩⻄議員に対し「国のために働け」と⼤声で⾔ったという。  ⼩⻄議員は反論した。三佐の供述では、この⼩⻄発⾔が「国のために働いています。安倍政権は、国会で憲法を危険な⽅向に変えてしまおうとしている し、⽇本国⺠を戦争に⾏かせるわけにいかないし、戦死させるわけにもいかないから、そこを⾷い⽌めようと思って、私は頑張ってやっているんです」と 極めて詳細に語られている。  対する三佐は、「俺は⾃衛官だ」と名乗ったうえで、「あなたがやっていることは、⽇本の国益を損なうことじゃないか」「東⼤まで出て、こんな活動 しかできないなんてばかなのか」などと発⾔したという。

 他⽅、⼩⻄議員が「週刊朝⽇」(21⽇オンライン版)で語るところによれば、三佐は「俺は⾃衛官なんだよ。おまえは国⺠の敵だ!」と⾔い放ったとい う。両者の証⾔は⾷い違っているが、そもそも⾃ら「⾃衛官だ」と⾔いながら国会議員を罵倒した時点でアウトであることに変わりはない。  しかも、⾃衛官の供述はこの後、どんどん不⾃然になっていく。  たとえば供述によれば、三佐は⼩⻄⽒から「あなたは現役の⾃衛官なのか。現役の⾃衛官が、そんな発⾔をするのは法令に反する」と⾔われたという が、これに対する三佐⾃⾝の発⾔はかなり曖昧にされているのだ。 〈はっきりとは覚えていませんが「私の発⾔は、⾃衛官の政治的⾏動に当たりません」というようなことを⾔ったと思います〉(三佐の供述)  それだけではない。三佐が⼩⻄議員から名前と所属を聞か 2018/4/29 「国⺠の敵」罵倒の⾃衛隊三佐の弁明で明らかになった“クーデター”より恐ろしい事態! ⾃衛隊で進む“安倍私兵化”|LITERA/リ… http://lite-ra.com/dev/print/?url=http://lite-ra.com/2018/04/post-3980.html 2/3 〈その後、⼩⻄議員は「撤回しなさい。現職の⾃衛官がそんなことを⾔うのは問題だ。防衛省の⼈事局に今から通報する」といって携帯電話を出しまし た。

 このやりとりの際に、はっきりとは覚えていませんが、「何が悪いんでしょうか?」と類似するような⾔葉を使ったかもしれません〉(三佐の供述)  つまりこの幹部⾃衛官は、⾷ってかかった相⼿が発したセリフははっきりと諳んじてみせるのに、⾃分の発⾔は「はっきりとは覚えていない」というわ けである。  なんとも不⾃然だが、他⽅の⼩⻄議員によると、このとき「お前は国⺠の敵だ」という発⾔の撤回を求めたが三佐が撤回を拒否したため、防衛省の豊⽥ 硬事務次官に電話し、「⾃衛隊員を名乗る者から国⺠の敵などと暴⾔を受けている」と伝えた。その内容は、豊⽥事務次官も認めているという。  また、この後、折り返しで同省の武⽥博史⼈事教育局⻑とも通話しており、武⽥局⻑は⼩⻄⽒から「国⺠の敵」と⾔われたとの内容をメモしているとさ れる。すなわち、少なくとも⼩⻄⽒は、三佐のそばで防衛省幹部に「『国⺠の敵』との暴⾔を受けた」というふうに電話していたのは間違いない。

 ところが、である。やっぱり三佐の供述では、この場⾯がかなりうやむやなのだ。 〈⼩⻄議員は、電話先で「私は参議院の⼩⻄ですが、今、現職の⾃衛官と名乗る男性から私のことを罵倒したり、冒涜するような発⾔をしている者がいま す。これは⼤問題ですから…」と通話しており、この後の語尾の⽅は、明確には聞こえませんでした。〉(三佐の供述) ⾃衛隊を“私兵”として扱い始めた安倍⾸相、それに呼応する⾃衛隊  ⾒ての通り、電話⼝での「国⺠の敵との暴⾔を受けた」という⼩⻄⽒の発⾔が、なぜか、三佐の供述からはすっぽりと抜け落ちている。繰り返すが、そ こにいたる⼩⻄⽒の他の発⾔については、こと細やかに供述しているにもかかわらずである。  なお、防衛省は今回の調査のなかで⼩⻄⽒に事情を⼀切聴いていないという。また、⼩⻄議員によれば、同省の調査担当者は豊⽥次官と武⽥⼈事教育局 ⻑に⽂書による報告を求めただけで、直接のヒアリングをせず、さらに〈「本⽇の調査報告書の発表の段階でも、両者による正式の⽂書報告が調査担当者 に提出されていない」とのこと〉(⼩⻄⽒のブログより)だという。

 まるで「お前は国⺠の敵だ」発⾔の存在を否定するため、その後に出てくる⼩⻄⽒の「国⺠の敵だと暴⾔を受けた」という発⾔を“聞き取れなかったこと にした”としか思えないではないか。これでは「あったことをなかったことにする組織ぐるみの隠蔽ではないか」(⼩⻄⽒)との疑いが⽣じて当然だろう。  しかし、この幹部⾃衛官の“記憶⼒”の都合のよさ以上に、唖然とさせられたのは、なんと⾔っても⼩⻄⽒を罵倒した“動機”にある。三佐はこう供述して いる。 〈私はもともと、⼩⻄議員に対しては、総合的に政府・⾃衛隊が進めようとしている⽅向とは違う⽅向での対応が多いという全体的なイメージで⼩⻄議員 をとらえていました。⼩⻄議員から会釈された際、私はあいさつを返すのもどうかと思ったし、最初に⾒たとき、⼀⾔思いを述べたいという気持ちが⾼ま りました。そして、交差点で⼀緒になり、会釈された際に、私は⼩⻄議員へのイメージもある中、あいさつを返したくない気持ちもあり、無視をするのも どうかと思って、思わず「国のために働け」と聞こえるように、⼤きい声で⾔ってしまいました〉  つまり、「政府・⾃衛隊が進めようとしている⽅向とは違う」という理由で⼩⻄議員に暴⾔をはいたといっているのだ。

 これは、この幹部⾃衛官が「政 府」に反するとみなした者は、⾃国⺠であっても攻撃すべし、という思想をもっていることの証明だろう。そこには⾃衛隊が「国⺠を守るための組織」だ という⾃覚は微塵もなく、むしろ「政府=安倍政権のための実⼒部隊」といわんばかりの姿勢が伝わってくる。  しかも、こうした“安倍政権への忠誠”は、ほかでもない⾃衛隊の最⾼指揮官である安倍⾸相が求めてきたものだ。安倍⾸相は3年前、国会で⾃衛隊を「我 が軍」と呼んだ。さらに、昨年3⽉の防衛⼤学校卒業式の訓⽰では、これから⾃衛官に任官しようという学⽣たちに向けてこう述べた。 「警戒監視や情報収集に当たる部隊は、私の⽬であり⽿であります」 「つまり、最前線の現場にあって指揮をとる諸君と、最⾼指揮官である私との意思疎通の円滑さ、紐帯の強さが、我が国の安全に直結する。⽇本の国益に つながっています」 「そして将来、諸君の中から最⾼指揮官たる内閣総理⼤⾂の⽚腕となって、その重要な意思決定を⽀える⼈材が出てきてくれる⽇を楽しみにしています」  まるで⾃衛隊が安倍⾸相の“私兵”であるかのような⾔い草だが、今回の⾃衛官の⾏動をみると、こうした安倍⾸相の⾃衛隊への姿勢に呼応したものとし か思えないのだ。

 クーデター計画よりも深刻、⾃衛隊をおおう“安倍の私兵”意識  そう考えると、今回の三佐の罵倒はよく⾔われるような「5.15事件や2.26事件などのクーデターを想起させる」⾏動ではない。もっとレベルの低い、グ ロテスクなものだ。  そもそも、軍事クーデターあるいはその未遂事案は、軍事⼒を背景にした暴⼒や圧⼒、テロルによってときの政府を打倒し、⾃分たち軍隊の意に沿う変 ⾰を企図するものである。  5.15事件や2.26事件など、戦中の⻘年将校らによるクーデターはもちろん、戦後の⾃衛隊でもこうした「クーデター」は何度か計画された。たとえば元 警察官僚の⻲井静⾹衆院議員は、雑誌「⽉刊⽇本」2017年12⽉号のインタビューで、〈いまだから⾔ってもいいと思うが、私が警視庁にいたとき、現職 の⾃衛官によるクーデター計画があったんだよ〉と告⽩している。⻲井⽒によれば、その計画を事前にキャッチして動きを⽌めるために防衛省へ連絡、理 由を⾔わずに⾸謀者3名を即座に配置転換するよう要請したという。 2018/4/29 「国⺠の敵」罵倒の⾃衛隊三佐の弁明で明らかになった“クーデター”より恐ろしい事態! ⾃衛隊で進む“安倍私兵化”|LITERA/リ… http://lite-ra.com/dev/print/?url=http://lite-ra.com/2018/04/post-3980.html 3/3 Copyright © Litera All Rights Reserved.  また1992年には、現役⾃衛官が「クーデター」に関する論⽂を「週刊⽂春」に寄稿し、⼤問題になったこともあった。陸上⾃衛隊⾼射学校の戦史教官だ った柳内伸作⽒という幹部⾃衛官だが、〈もはや合法的に⺠主主義の根幹である選挙で不正を是正することは不可能です。それを断ち切るにはどのような ⼿段があるか。⾰命かクーデターしかありません〉〈軍隊も⼿段ならば、クーデターも単なる⼿段に過ぎず、穏健な⺠主的⽅法のみが⺠衆を救うための⼿ 段ではないというときがあります〉などと書いて、結果、懲戒免職の処分がくだされた(処分撤回を求める裁判を起こしたが敗訴)。

 ちなみに、柳内⽒は このクーデター論⽂を執筆した当時、⾃衛隊の三等陸佐。くしくも、今回の⼩⻄罵倒事件を起こした幹部⾃衛官と所属は違えども同じ階級だ。  しかし、こうしたクーデター発⾔と今回の⾃衛隊三佐の暴⾔とは根本的な思想がまったく違う。柳内⽒の「クーデター論⽂」はまがりなりにも政治腐敗 から「⺠衆を救う」という⼤義名分を掲げていたが、⼩⻄議員を罵倒した⾃衛隊三佐には「⺠衆」や「国⺠」という視点すらない。前述したように“安倍政 権の敵”だから罵倒しているだけなのだ。  だが、それは危険がないということではない。むしろ、⼀部の跳ね上がりにすぎないクーデター発⾔よりも、今回のほうがもっと事態が深刻かもしれな い。それは、前述した“安倍⾸相の私兵”“安倍政権のための軍隊”という意識が⾃衛隊という組織全体に浸透している危険性を感じるからだ。

 実際、防衛省の⽇報隠蔽問題での防衛省・⾃衛隊幹部の⾏動を⾒ても、安倍政権を庇うためなら、平気で国⺠を欺き、不正を働くようになっている。そ して、⽇報問題で引責辞任したはずの⿊江哲郎・前事務次官がNSCの新設ポストに抜擢されたように、安倍政権にさえ逆わなければ、どんな不正を働いて も厳しい処分はされない。  そういうことがどんどん積み重なった結果、⾃衛隊には「我々は安倍さまの軍隊」であり「安倍さまに逆らうものは国会議員であろうと、⼀般市⺠であ ろうとすべて敵だ」という意識が根付いてしまったのではないか。  本サイトは、今回の事件が⽰しているのは「シビリアンコントロールの⽋如」だけでなく「国⺠を敵と味⽅に分断する安倍政治の反映」だと指摘してき たが、三佐が供述している“動機”は、まさにこれを裏付けるものだろう。  今回は暴⾔だけで済んだが、安倍政権がこのまま続けば、まさに⾃衛隊が“政権の弾圧装置”と化して、国⺠に銃⼝を向けるという事態も起こりなりかね ないのだ。

**********

沖縄の状況は異常(?)で、アメリカ軍と連動して自衛隊基地は日々の活動がなされていることが紙面から見えてくる。防衛庁が辺野古の新基地、埋め立てに必死になっている現況は、市民・県民の意向を踏みにじる暴行に見える。安陪政権と自民党に批判的な政党や市民グループは「敵」として、そこに自衛隊が銃口を向けかねない事態が起こりえる可能性をこの分析記事は示している。沖縄など基地だらけで、米軍基地は治外法権、自衛隊基地も武器と共にあり、民主的な市民運動が抑圧される装置はできていると言える。いざという時、例えば沖縄が独立宣言でもすると、銃口が容易に向けられるのだと、どちらかというとネトウヨ系の大学教員が口にする。

沖縄の大多数は独立を望んでいない現況に見える。ハワイ州のような沖縄である。しかし心理的に≪無意識≫に日本国家とは異なる沖縄・琉球認識は根強いのではないだろうか。それは現況のキーストーン沖縄への反発があり続けることと絡んでいるのでは?と感じている。小学生たちが何度茂授業を中断され、校庭からも避難を繰り返す状況は、異常でおかしい。地位協定を早く改定して、住民保護を中心に据えるまともな国になってほしい。アメリカに隷属したままの戦後日本、そうした日本(人)への疑念が消えないのは無理もない。翁長知事の外国人記者クラブでの発言は正当性がある。

 

翁長知事、日本記者クラブと外国特派員協会で品格のある堂々とした記者会見

https://www.youtube.com/watch?v=r8nNj1V3JOM



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。