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(沖縄タイムス:2014年5月23日)
残念ながら沖縄での観劇のための応募用紙を出し忘れて沖縄で観る機会を逸しました。ただ京都の南座でも松竹が高い金額で公演を組んでいて、かろうじて京都大学などでの調査を兼ねて、見ることはできそうです。今回創作舞踊の「蓬莱島」が目玉かと思えます。南座では「聞得大君誕生」に続いて玉三郎独演歌舞伎舞踊の公演も組んでいて、玉三郎フアンにとってはたまらない企画になっているようです。今回初演で気になったアラがあか抜けているのでしょうか?ノロとユタの争いの場はチャチに見え、玉三郎の唱えや踊りに「もうすこし」の思いが起こりましたが、その辺に磨きがかかっているといいですね。観劇された方々の声を拾いたいと思います。
次回は玉三郎の役を佐辺良和が演じる舞台を見たいです。小渡和道さんの美形の踊りも見たいですね。小渡さん、玉三郎さんより若いのですから舞台に復帰してほしいです。あなたの美は佐辺さんでも金城真次さんでも補えません。美しい里之子の美=小渡和道さんに勝る役柄はまだ登場してきませんね。
「犬太郎と王女」にしても「海の天境」にしても、小渡さん、舞台に立ってください!沖縄県は小渡さんのような美しい役者が登場できない現実を直視し、氏が舞台に戻るよう企画してください。若い中堅役者の女形、二才の美ではだめですね。小渡さん、あなたは玉三郎より美しい!